2009/04/28

巣箱底に無数の雄蜂巣房蓋


午後3時、内検実施。

昨年秋から、「いたずらな内検は蜜蜂を煩わせるだけ。巣門の状況に異常が見えなければ放っておくべし」との自然放任飼育法を採用。したがって、これが今年初めての内検 (and 巣内掃除) になる。

今回の “放任主義” から学んだこと:

1) 巣箱底にはかなりの巣クズと雄蜂巣房蓋が。そしてスムシも。
スムシが巣板まで侵入している形跡はないが、気温によってはこれらが羽化し、巣板に卵を産みつけるリスクはあったはず。
暖かい日を選んで3月初旬〜中旬に、一回くらいの底板掃除くらいはした方が無難。

2) 巣内ではかなりの数の雄蜂が生まれている。巣門から雄蜂の出入りが姿が見えなかったのは、ここ数日の低温のせいだったのでは?
巣箱外の雄蜂巣房蓋、巣門を出入りする雄蜂の数だけでの分蜂時予測は不正確
。4月に入ったら、やはり、10日に一回くらいの内検はした方がベター。

3) きれい好きの蜜蜂は、必ず雄蜂巣房蓋を巣外に捨ててくれる、と信じていたのは甘かった。汚れた所には、次々とポイ捨てゴミが貯まっていくのは人間の習性と同じよう。

4) 蜂の数は非常に多い。上下の巣箱に一杯。ただし、これは、秋に巣を小さくまとめることが出来なかったせいも関係しているかもしれない。通常であれば3次分蜂まで期待できそうな数だが、継箱を乗せたままなので、巣内スペースが広いのでどうどうなるか?

5) 秋に巣をコンパクトに纏めること。蜂群が越冬蜂球を作るためにも、継箱を乗せたままでの越冬はまずい。(今年、上手く越冬できたのは、たまたまのラッキーかも?)

6) 本箱と継箱の間が巣板で連結されてしまっており内検作業は難航。巣板を抜く事ができないので、産卵状況、女王バチの有無、王台の様子、など肝心なことはチェックできず中途半端な内検に終わった。継箱を外すタイミングを思案中。

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分蜂はそう遠くないかもしれない。気象庁の天気予報情報も加味し判断すると、Xデーは5月2日か?(ちなみに、去年最初の分蜂は5月7日)