2011/06/25

名前の由来 レンゲツツジ

霧ヶ峰〜車山へレンゲツツジを見に行く前の晩、以前から気になっていたレンゲツツジの名前の由来を調べてみた。

植物図鑑には、“つぼみの形が蓮華(仏像台座)に似ているから”とある。

でも蓮華はハス(蓮)の花を模したもの、というのが広く知られており、レンゲツツジの蕾を持ち出すのはなんとなく2番煎じのようで面白くない。

そこで他の資料を調べてみると、田圃に咲くレンゲの花に似ているから、蓮華になったハス(蓮)の花とそっくりだから . . . などの説もあるようだ。

中でも最も学術的“風”なのが中国伝来説。レンゲツツジは漢字で蓮華躑躅と書く。中国語で躑躅(てきちょく)は“行っては止まる”という意味。花の美しさが近くを通る人の歩みを止めるからこう呼ばれるようになった、とある。
さらには、躑躅で歩みを止めたのは人ではなく羊。毒性のあるレンゲツツジを食べた羊が2〜3歩あるいてうずくまってしまったことに由来する、との説も。
でもこの中国伝来説、躑躅(ツツジ)については納得できるが、蓮華(レンゲ)の説明にはなっていない。

 中華料理で用いられる陶製スプーン、散蓮華(ちりれんげ)に蕾の形が似ているせいなのではとも思ったが、散蓮華の方が蓮の花の花びらに見立てて命名されたらしい。

ということで、「ハスの花→仏像台座の蓮華→レンゲツツジ」というのが流れがとりあえずの最有力説しておこう。