2010/03/16

過保護?

先日の八ヶ岳薬用植物園の「きのこ栽培教室」でお土産にもらったヒラタケ原木とシイタケのホダ木に、留守中の対策を施した。

ヒラタケ原木は、 . . .
  • 切り口に濡れた新聞紙を乗せてビニール袋で包み、板塀で直射日光を遮って乾燥を防ぐ。
  • 屋根から落ちる雨垂れが袋の口に降り注ぐような場所におき、留守中の水やり代わりにする。
この状態で乾燥させないようにして7月頃まで待つと、2本の丸太の間にサンドイッチ状に種菌を挟みガムテープで留めてある上下原木に菌糸がはびこり立派なホダ木にしてくれるはずだ。

シイタケホダ木は、. . .
  • 雨水があたり、風が適当に通り抜け、湿潤ではあるがベトベトし過ぎない場所に、
  • 光は入るが直射日光が直接当らないよう周囲を小枝や枯れ草で囲う。
  • 地上に低い角度で寝かせ、地中から蒸発してくる水分がホダ木全体にかかるようにする。
特にこのシイタケホダ木は、去年植菌し薬用植物園で1年間管理して、切口に菌糸紋が見られるまでに育ててくれたもの。留守中の乾燥で、せっかく活着した菌を殺してしまっては申し訳ないので、少々過保護な処置に。