2009/09/25

クロスズメバチの巣穴


庭の野草畑の巣穴から盛んに黒っぽい小型のハチが出入りしている。“蜂の子”を採るクロスズメバチだ。

信州では、蜂の子は滋養豊富な珍味として貴重な食料とされ、昔は秋になるとクロスズメバチの巣穴探しに、大人も子供も夢中になったそうだ。

甘露煮、バター炒め、炊き込みご飯などで食べると美味しいらしい。最近ではアンチエイジング(若返り) に効果があるとされ、結構な高値でネット販売されている。

その効能書が実に多彩。
. . . 疲労回復、滋養強壮、食欲不振、血圧安定、肝機能改善、アトピー治療、耳鳴り緩和、骨粗鬆症予防、花粉症治療、美肌、. . . 等々。

中には「禿に効果がある」との宣伝文句もある。禿にならないのか(=脱毛予防) 、禿が直るのか(=育毛・養毛)はやや曖昧だがが多分後者と思う。

長野県では、巣穴を掘り起こす時に使う「蜂取り用専用煙幕」が販売されているらしい。手に入ったら、今年は庭の巣穴を掘り起こして“蜂の子”料理に挑戦してみようと思う。