2009/09/01
TBH事始め 6/10 ”逃去未遂事件”
2009/09/01
今朝は7時過ぎから木栓巣門を2箇所とも開放。
逃去!
9時半過ぎ、気がついた時は既に庭の上空には旋回飛行をする蜂の群れ。蜂雲はドンドン空高く上り、西の方角へ移動して行く。
直ちに木栓を閉鎖
まだ女王蜂が出走していないことを祈るのみ。上空から聞こえてくる蜂雲の羽音を追って蜂雲を必死で追いかける。蜂雲は隣家敷地の林を越え西へ西へ。万事休すか?
蜂球形成
間もなく、移動する蜂雲が約50mの西側道路上空で少しづつ降下し始めた。付近で蜂球を形成し始めているのでは、と探して見ると道路脇のズミの木の枝に蜂球を作り始めている。①
シメタ!
この場所なら容易に蜂球を取り込める。待機して蜂球が完成するのを待つ。と思う間もなく徐々に蜂球が細り始めた。②
無事帰還
上空を見上げると舞い上がった蜂は東方向へ飛んでいる様子。もしや?と山荘に帰って見ると、飛び立った蜂達は全員巣門に帰っているではないか。
蜂群の1/2〜2/3くらいの量の蜂数。木栓巣門を閉鎖した時、女王蜂はまだ巣内にいたのだ。九死に一生!③
対策
TBHの魅力を高めようと採蜜用に保存してあった巣板を2枚、金網で固定してTBH巣箱内へ。タップリの蜜と少しばかりの幼虫も入っている。④
巣箱内の蜂は挿入した巣板に直ぐに集まり盛んにハチミツを食べている様子。食料不足に陥っての逃去行動だったのか?これでも蜂群がTBHから逃げようとしたら次の打つ手は今直ぐには思いつかない。⑤
+ + + + +
今日は防災の日。世間では総合防災訓練が行われいたが、我家は終日 “逃去防止の日”。昼食抜きで手伝ってくれた蜂友K氏に深謝。
余談:
騒動の最中、オートバイ1台と車2台が道路を通過した。そのうちの誰かが一報を入れたのだろう、地元の養蜂家SN氏が、“この辺で分蜂が起きているらしいけど . . . ” と捕獲態勢で軽トラで馳せ参じた。事情を説明すると落胆の様子で帰って行った。
付記:
これまで、分蜂/逃去群が敷地内の樹木に蜂球を造らず、遠くへ飛び出したのは初めての体験。来春の分蜂に向けてなんらかの対策を講じる必要がありそうだ。