八ヶ岳自然クラブ主催のキノコ観察会。フィールドは、美しの森近くの広葉樹、カラマツ、モミの混交林。キノコ“狩り”ではなく“観察” が主目的の企画とあって、頻繁に立ち止って講師のきめ細かい解説を聞きながらの3時間のキノコ探し。
林床は一面笹に覆われキノコはあまり期待できそうにも見えない。ところが、予想に反し、歩き始めるとかなりの種類のキノコが見つかった。やはり50個の目玉(=参加者25名)の威力は大きい。
数多くあった初見のキノコの中で特に印象に残ったのは、その独特の色合いから、アイタケ、アカモミタケ、ムレオオフウセンタケの三種 (写真左から順番に)。いずれも食キノコ。ムレオオフウセンタケは山荘の庭でも見かけるが食キノコとはこれまで知らなかった。