2011/10/10

蜜源樹木


 数日前、久しぶりに訪ねた七里岩のベテラン養蜂家HW氏からユリノキの苗木を頂戴した。

八ヶ岳南麓に住む蜂仲間の人たちに配ることにし、さっそく、近所に住むTG夫妻にお裾分けした。

将来の蜜源花として、昨年植付けたサンショウバラの背丈は今160cm、一昨年植付けたビービーツリーは90cm。
一年単位の草花と違い、樹木との付き合いは10年単位の話しになる。

HW氏が手塩にかけて育ててくれた実生は35本。今はまだ10〜15cmだが、20〜30年後には樹高20〜30mの大木が八ヶ岳南麓のあちこちに聳え立つはずだ。

ユリノキは、流蜜期にはミツバチが溺れるほどの花蜜を出すと言われる。 . . . 初夏、ユリノキの樹下を歩いているとポタポタと頭に落ちてくる甘い液体。樹上を見上げると、大柄で真っ白な満開の花にミツバチが群れている。. . . こんな光景を今から夢想して楽しんでいる。
HW氏に深謝。