2011/10/18

(続)ヤマナシかアオナシか?


2011/10/15投稿への追記。

知名度トップスリーの“ヤマナシの木”の果実を比較してみた。
左から;
  • “牧場のヤマナシ”
    県営八ヶ岳牧場天女山分場の牧草地内の古木

  • “野辺山のヤマナシ”
    南牧村板橋地区の農道の真ん中に生えている有名な大木

  • “清泉寮のヤマナシ”
    小海線の踏切を渡り中央大通りに入ってすぐ右手に数本ある若木
これまで、樹形、幹表皮、葉、花などの外観比較では、その相違がいま一つ識別できなかったが、果実を見ると明らかに違う。牧場と野辺山のヤマナシの木は同一だが、清泉寮のヤマナシは前者とは明らかに違う。

学名云々はさておいても、ここまで歴然とした差のある二種類の木を、同じ「ヤマナシ」という名称で呼ぶのはどうかな、という気がしてきた。“清泉寮がヤマナシ、牧場と野辺山はアオナシ”と思うのだが?