作業工程は . . .
(1) 房から外した皮付きブドウ粒1kgに、水を少々加えて約10分間煮る。
(2) 果粒を金網に入れ、ヘラで潰してできた果汁液を滅菌ガーゼで濾す。
(3) このブドウ液に、砂糖 450g、レモン汁少々を加えて約850gになるまで煮詰める。
. . . これで120cc瓶で6本の、甘さ控えめのジャムができる。
ヨーグルトに加えたり、クリームチーズを塗ったパンにつけて、ヤマブドウ独特の酸味と香りを一冬楽しむには十分な量だ。我が家の冬ごもり支度もそろそろフィナーレが近い。
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追記:2011/10/16ポール・ラッシュ祭〜八ヶ岳カンティフェアでヤマブドウのジャム作りの名人に出会った。名人の語るジャム作りの方法は上記のような単純なものではない。ヤマブドウの本当の美味しさを抽出するためにはそれが必要なのだと名人は断言する。詳細は省くが、何事にも奥深い秘技があるものと感服した次第。これまでは捨てていた搾りかすこそが、ヤマブドウワインの重要な原材料などだそうだ。