2010/10/08

紅葉狩りハイキング

八ヶ岳自然クラブの「紅葉狩りハイキング」。参加者は募集定員満杯の30名。

フィールドは、北八ヶ岳。白駒池駐車場を出発し、高見石(2249m)〜中山(2496m)〜“にう”(2352m)の各山頂を経由し、白駒池の湖畔を一周して再び駐車場に戻るコース。朝7時集合、午後3時解散。

高見石から見下ろした白駒池。紅葉は今が一番の見頃。

コメツガの林床にはまだ実を残しているゴゼンタチバナ。隣のミニキノコが一層秋の風情を。

点々と朱色が混ざった縞枯れ。中山展望台の岩場から。
中山峠と稲子岳の間に横たわる長さ900m、深さ150mの船底型の窪地。 (注1)
火山性水蒸気爆発説、大規模地滑り説など、成因については諸説があるらしい。

12:40 今日最後のピーク、“にゅう”山頂に到着。(注2)
出発時には真っ青な秋晴れだった空もこのころにはすっかり雲が広がり遠景は望めず。





注記:
(1) 参加者の一人、地形・地質の専門家の解説では、「このように両サイドが閉じられた地形が“窪地”。両サイド、または一方が開いていれば“谷”と呼ぶ。」とのこと。
(2) 「にう」または「にゅう」と表記するようだ。「山の名前の謎解き事典」によれば、“円筒形に積み上げた
稲束を「にお」または「にゅう」と呼び、この山がその形に似ているから」とある。一方、「乳」あるいは「ニュー」と表記した地図もある。この名前の由来にも諸説がありそうだ。