2010/10/22

かかしコンクール


河井寛次郎生誕120年記念展へ行こうと下車した駒場東大駅。改札を出ると目に飛び込んで来た異様な人の列。それが「かかしコンクール」ということが分かったのは、駅前のポスターを読んでから。今年で29回目を向かえる駒場野公園恒例の催し物なのだそうだ。曇り空で薄暗いせいもあり、かなりリアリティーのある光景だ。

ちなみにカカシの前に広がっているのが「ケルネル田圃」。かっての駒場農学校の教師としてドイツから招かれた教師オスカル・ケルネルの実験水田の跡地。今は、近くの筑波大学附属駒場中・高等学校の稲作演習で使われ、同学園の入学生・卒業生にはこの田圃で作った米の赤飯が配られるとのことだ。