2010/10/17

蜜源植物:カラミント

昨日見学させてもらった富士見高校の養蜂場で見たカラミント(=カラミンサ)の花。たくさんのミツバチが群れていた。

演習農場や花壇には他にも色々な花が咲いている。でもミツバチがこんなに集まっているのはこのカラミントだけのようだった。

案内をしていただいた養蜂部顧問の先生の話でも、これは今日だけの光景ではないとのこと。他のハーブが咲いていた時期にも、ミツバチは特にこのカラミントを好んで集まったらしい。夏の初めから次々と花が開く花期も非常に長い花とのこと。

腋に花粉団子を抱えていないところをみると花蜜を集めているのだろう。山荘の周辺にはカラミントと同じシソ科の野草、ナギナタコウジュは多い。でもこの時期、ナギナタコウジュは流蜜はほぼ終わって花粉源としての役割だけになっている。
来年は庭にカラミントを植えてみようと思う。秋の貴重な蜜源になってくれそうだ。秋の蜜源として期待して去年植え付けたハチミツソウは、意外と早く花を終えてしまった。