2010/10/05

乳と蜜の流れる地


樹木の種子の結実・落下状況を調べるため、「八ヶ岳南麓日本みつばちの会」の仲間と近郊のドライブと散策。

八ヶ岳南麓に、アオナシ、アズキナシ、シナノキ、アオハダ、ハリギリ、トチノキ、ユリノキ、. . . など、ミツバチが好きな花を咲かせる樹木を増やそうという「蜜源植物分科会」活動の一環。

春の花付きが思わしくなかったせいか、アズキナシのように種子を見つけられなかった樹種もあるが、アオナシやシナノキは、会員の実生栽培に十分な量を確保できそうだ。
この種子が大木に育つ20〜30年後には、八ヶ岳南麓は 「ジャージー乳と百花蜜の流れる地」と呼ばれるようになっているのかも知れない。

サルナシの実を探したり、道沿いで目に入ったヤナギタケ(ヌメリスギタケモドキ)を採ったりの道草もしながら、ノンビリと過ごした秋の半日。

(写真:農道に落ちているアオナシの実を調べる蜜源植物分科会幹事)