2010/10/04

思わぬ効用


雨の合間にTBH観察巣箱の巣門前が突然騒々しくなった。まさかとは思うが逃去の可能性もなきにしもあらず。
最盛期は越したとは言え、この時期の逃去も皆無ではない

早速、観察窓を開いて見ると、巣内の蜂達はいつものように整然とした働き振り(写真左)。8月に体験した逃去未遂事件の時のように、巣内の全ての蜂が狂ったように走り回ったり、興奮した蜂の体温で観察窓のアクリル板を水蒸気で曇るというような光景は全く見られない。(写真右)
*ビデオ撮影しなかったのが残念。動画であればその差は歴然。


即座に「逃去なし」と判断。予想どおり巣門はほどなく静穏になった。観察窓の思わぬ効用。
全ての巣箱に小さなのぞき窓があると便利そうだ。分封や逃去時にはなにかと役立ちそう。