通路の芝生を次々と掘り起こし土を盛り上げる。積み上げた土を長靴で踏みつぶすと、モグラはすかさず別の場所に新しい盛土を作る。“モグラ叩き”とはよく言ったものだと感心しながらの作業。
撃退法を調べて見ると、薬殺、生捕り、通路封鎖、排気ガス注入、. . . 等々、実に様々な方法があるようだ。なかにはフォークのような道具を使って串刺しにするという物騒なものまである。
モグラの存在は土中に食料のミミズが多いことなのでそう悪いことではない。そして、その活動が芝生の範囲内に留まっていればまだ我慢できる。しかし、トンネル堀りの活動が、もし野草畑まで拡大し始めたら真剣に撃退法を検討せざるを得ない。
これなら採用可能かなと思われるのが、太陽光を利用して地中に音波振動を起こして追い払うというソー ラー式モグラ撃退器。値段も3500円とそう高価なものではない。ただし、本当に効果があればの話だが。