昨日は庭の野草の支柱にする竹刈りに。春に入る前に収穫しておかないと、水揚げが始まって弱くて腐りやすい支柱になってしまう。皮を剥ぎ、乾燥させれば準備万端。
野草は、ホームセンターで販売している人工の園芸支柱より天然竹の方を好むような気がする。
長さと剛さの両方を求めるオヤマボクチやヤマユリ、一株で何本も使うフシグロセンノウやクガイソウ、細めの支柱が似合うハタザオやオミナエシ、割り箸程度の短いのはリンドウやマンテマ、. . . 。それぞれの野草からのオーダーメードの注文受付は、背丈が伸びる春や夏になってからだ。
ちなみに竹と笹の区別は、“いつまでも竹皮を付けているのは笹”とある。であればこのタケはササと呼ぶのが正しいのかも知れない。
+ + + + +
追記1:「イネ科タケ亜科ササ類のアズマネザサでは?」との専門家からの指摘があった。
追記2:WEBで調べると、「竹を切るのは、成長が止まる10月以降、一番霜が降りてから翌年一月末位が良い」とある。また、土壁の竹組み(木舞竹)は「9月注の闇夜に切れ」との言い伝えもあるらしい。
この頃には竹の中に虫がいなくて長持ちするそうだ。9月は分かるが “闇夜”も虫と関係があるのだろうか?
(注)WEBを見ると、9月を8月や10月と記載された記事もある。新暦、旧暦が混在した結果かもしれない。