2008/09/28

ガマズミミケフシ

ガマズミを摘果中に気づいた一寸変わった果実。ガマズミミケフシタマバエと呼ばれる虫こぶということを知った。

この虫こぶはガマズミミケフシと呼ばれ、漢字表記は鎌酸実実毛五倍子玉蠅と記載されるそうだ。この表記を分解すると . . .
 - 鎌酸実 (ガマズミ) の
 - 実 (ミ) に
 - 毛 (ケ) が生えている
 - 五倍子 (フシ) 虫こぶを作る
- 玉蠅 (タマバエ)という名の蠅

ちなみにガマズミの漢字表記が「莢迷」と「鎌酸」のどちらが一般的なのかも調べているがまだ分からない。

ガマズミ酒、クサボケ塩漬けの仕込み

熟し具合が頃合いになったので今日はガマズミ酒の仕込みとクサボケの塩漬け作業を。薬用植物一覧表によると、ガマズミの果実はかってはマタギの秘薬として珍重され、またボケ果実は疲労回復、慢性リューマチ、不眠症などの薬効があるらしい。

2008/09/27

階段下通路工事が一段落


階段下通路工事の石垣組みはなんとか一段落。後は石垣上にイチリンソウとサワフタギを移植して第一期工事は完了。

あとは、第二期工事の「表玄関側からの通路敷石」、第三期「池造成」工事が果たして凍土になる前に完了するかどうかだ。
(第一期工事写真)

2008/09/24

クサボケ(草木瓜)の実が色づいてきた


信州ではジナシ(地梨)と呼び塩漬けや焼酎漬けにして実を食べるらしい。ボケ酒は数年前に漬け込んだのがいまだに残っているので今年は塩漬けを試してみようと思う。
漢方では脚気、神経痛、腎臓病の薬として利用されるそうだ。

スズメバチとの戦い

9月12日に設置したペットボトルのスズメバチ捕獲器、今日までの12日間で捕獲したのはたったの10匹。呼込口の位置や形状、誘引液のレシピなど、基本から検討し直す必要がありそうだ。

一方、手作業での捕殺は実に効果的。今日一日だけで67匹のスズメバチを処刑した。ただし、この方法には相当のヒマと、ある程度の執念が求められる。


リンドウ(竜胆)、最初の一輪

秋晴れの好天の中でリンドウの最初の一輪が開いた。庭にかなりの本数があるのでこれから晩秋まで楽しませてくれそう。

秋の山並み

夏の間は姿を見せることが少なかった山並みも、秋風とともに頻繁に顔を出すようになってきた。今朝の大泉集落から見た八ヶ岳連峰(上)と甲斐駒ケ岳(下)。




2008/09/23

本家巣箱からの採蜜

冬に向けてコンパクトな巣にするため本家巣箱から採蜜。2階建てを1階にしようと5枚から採蜜。採蜜量3升弱。(160g瓶 x 5本、90g瓶 x 32本、1升瓶 x 1 本、1.8L蜂蜜瓶 x 0.8本)

夜、巣箱の外壁に集まっている。逃去の相談?

2008/09/22

キノコ or 晩酌 ?


一昨日の「キノコ講座」で得た知識をフィールドで試してみようと、午後、雨が上がるのを待って近くの林でキノコ狩り。
成果はまあまあ。「食」は、ヌメリイグチ、シロヌメリイグチ、ホテイシメジ。「毒」の中から姿がかわいらしいタヌキノチャブクロ、エリマキツチグリ、ドクベニタケなど。

ヌメリイグチやシロヌメリイグチは、みそ汁や大根おろしあえで食べるとぬめりの舌触りが秀一。地元ではジゴボウと呼ばれ以前はそこらじゅうにあったがここ数年めっきり数が減った。

ホテイシメジは、酒好きに「キノコを食べるか、晩酌を飲むか」と選択を迫るキノコ。アルコール類といっしょに食べると中毒症状で悪酔いするため、食前・食後の各2〜3日間は禁酒が必要といわれている。

(山荘の周辺で見られるキノコの写真)

2008/09/21

扇風機で薫製


そろそろスモークの季節と薫製作りに挑戦。雨天・無風・外気温15度ということで、塩抜後の乾燥作業では扇風機の出番に。

まあまあの出来映えだったが、薫製作業にはちょっと時期早尚だったかも知れない。
自然乾燥処理を考えると気温が 10C以下になるまで待つこと。
NHK山梨の 洗濯情報で“よく乾くでしょう”の日に作業を開始すること。
ソミュール液の香辛料ももうひと工夫が必要だ。

食材:ニジマス(6匹)、スルメイカ(一パイ)、鶏もも肉(200g)
ニジマス用ソミュール液:塩(240g)、砂糖(60g)、水(1.2リットル)、コショウ、ローリエ
チップ:リンゴ

季節は花から実へ


秋が深まるにつれ庭の主役は花から木の実に代わっていく。今、輝いているのはサワフタギとガマズミの実。

サワフタギ (沢蓋木):
別名ルリミノウシコロシ(=瑠璃実の牛殺し)。柔軟で強い木質が牛の鼻輪や鎌の柄に使われるカマツカの木(別名ウシコロシ)の代用にもなることから。
我家では壁フックとして多用している。

ガマズミ(莢迷):
漢字名の語源を調べると、 “キョウメイ(莢迷)がカメになり、訛ってガマになった。実が酸っぱいからさらにズミがくっついた”、と、なんとなく無理矢理の感じ。
かなり色づいてもうしばらくするとガマズミ酒の仕込みができそうだ。

2008/09/20

毒キノコを確実に見分ける法


午後、北杜市たかね図書館が開いた「八ヶ岳のきのこ講座」に参加した。講師は「山梨のきのこ」などの著作もある山梨県森林総合研究所の柴田尚氏。

“自分で見分けられる食用キノコの種類を一つでも増やそう”、と実利目的で参加したが、内容はキノコ学入門といった結構アカデミックな講座。でも、それはそれなりに楽しめた。

日本のキノコの種類は約5,000種と推定されているらしい。名前すらまだ確定できていないキノコも数千種類あるとのことだ。その中で “食用”が確認されているのは約300種類。ことほど左様にキノコはまだまだ分からないことが多い分野、ましてや素人が食・毒キノコを確実に見分けることは至難の技というのが結論。
まず食べてみる、そして苦しむか(運が悪ければ死ぬ)というのが毒キノコを見分ける一番確実な方法ということだけは良く分かった。

事前に山荘敷地内に生えているキノコを20種ほど採取して持ち込んで鑑定してもらった。(写真) 結果は全て毒キノコ or 不食(=毒ではないがまずくて食べられない)。

2008/09/18

ビオトープ・プロジェクト

終日雨。先週末、夫妻で早朝から夕方おそくまで汗していて造っていた隣家のE氏山荘の敷石誘水路に雨水が具合良く流れている。
「屋根からの雨水を集める → その水を小石を敷き詰めた水路が池へ誘導する → 池は、小鳥の水飲み場、水性昆虫の住処、湿地植物の湿原」という自然循環型ビオトーププロジェクトだ。

造形美という面ではもう一工夫欲しいところだが機能はしているようだ。
(左写真は水路上方から、右写真は下方から撮影したもの)

第1分家逃亡!


恐れていたことが起きた。

昨夜の検分で巣門入口には一匹の蜂の姿も無い。いつもは門番蜂に追っ払われているアリが自由に出入りしている。

昨日の夕方、ブドウ園から帰宅して様子を見たとき、“もしや”と思ったが、真実を知るのが嫌で、今日の午前中は他の用事を次々と作り内検を延ばし延ばしにしてきた。

いつまでもそうもいくまいと、午後2時、巣門の前蓋を開けて見ると思った通りだ。巣箱はもぬけの空。一匹の蜂の姿もない。
(写真は重箱式巣箱の巣板を下方から撮影したもの。)

今日は昨夜来からの雨天。まだ新しい住処が見つからなくてどこかに蜂球組んでいるのでは、と付近を歩いてみたが見つからない。昨日ブドウ園の主人とミツバチ談義に耽っていた時、こちらでは逃去を決行していたのだ。

2008/09/17

垂れ蜜工法には太陽熱がベスト


垂れ蜜工法で一番の苦労は、いかに無駄無く採蜜出来るかだ。特に近頃の季節では気温が低くなりなかなか蜜が垂れてくれない。

初日は、作業室の室内で約50cmの距離に赤外線ストーブを置いて暖め、2日目は太陽光の元に置いてみた。

結果は後者の方が圧倒的に有為。ただ、ソーラーシステムの問題点は;
1) 作業はお天道様次第
2) 時には温度が上がり過ぎ蜜蝋まで溶け出してしまう
. . . ということ。そして、どちらのケースでも、巣にしみ込んでいる蜜は、最後まで垂れてくれない。最終段階では“搾り蜜”ということになるだろうか。搾り蜜用道具を探して見よう。

“買い” に行って “飼い”のはなし


旬の美味しいブドウを買い求めて韮崎のKSブドウ園へ。

園主のKS氏はミツバチを6群飼っているという。午後のお茶のご相伴を受けながら会話はいつしかハチ談義へ。

その中で分蜂群の捕獲に関し興味深い話が。
春の分蜂捕獲時期、 誰かが待ち巣箱を置いたら他の人が同じ自然巣を目指してトラップを置いてはいけない。これはこの周辺のハチ飼いの暗黙のルール。
だから、近頃は、分蜂にはまだほど遠い2月頃からトラップを置き始める人もいる。
今年の春、逸見神社の自然巣を目指し5つの待ち箱が並んだことを思い出し、同じ山梨県下でも所変われば、と興味深く聞いた。

KS氏の養蜂は、“サクランボ栽培のポリネーション(受粉)が目的” (と本人曰く)。ただし、KS夫人のコメントは、 “ただの遊びですよ” とやや異なる見解。

ハギと石仏


日野春の村はずれをドライブ中信号待ちで目に止まった石仏。思わず交差点に車を停めて撮影。

誰のいたずらか、鼻が欠けている。でも本人は “ . . . 人を憎まず” といった風情でハギとススキに囲まれ秋の日射してを浴びていた。

太陽は随分南に下がった


つい数週間前までは窓際で操作していたパソコン、今日は窓から70cm以上内側にずらさないとディスプレイが直射日光でまぶしい。いつの間にか太陽はずいぶん南に傾いた。

2008/09/16

秋の七草考(続き)


1935年、東京日日新聞が当時の著名人から一種づつ推薦してもらい「新・秋の七草」を決めたという。

その時選ばれたのは、コスモス(菊池寛推薦)、オシロイバナ(与謝野晶子 " )、ヒガンバナ(齋藤茂吉 " )、シュウカイドウ(永井荷風&辻永 " )、ハゲイトウ(長谷川時雨 " )、アカノマンマ(高浜虚子 " )、キク(牧野富太郎 " )

近年ではNHKのお天気博士 倉嶋厚氏が中心になって視聴者に募集して選定したのが、メドウセイジ、ソバ、ミズヒキ、キンモクセイ、ワレモコウ、ヒガンバナ、コスモス。

どちらも世間に定着するまでには至っていないが、“憶良の七草は . . . ?”という声が背景にあるのは確かなようだ。

里山は収穫シーズンへ


秋ソバが種を結び始め、稲穂も次第に黄金色に。サラリーマン農家が多い様子の大泉の田畑は次ぎの週末には稲刈りが始まりそうな気配だ。

2008/09/15

秋の七草考


秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花
萩が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(万葉集)

山上憶良は本当に花が咲いている景色を見ながら“指おり数えて” 歌を詠んだのだろうか?

リストアップされた七草の花の多くは夏に咲く。そして、これら全部の花が一緒に咲き乱れる時期はないように思うのだが?

中秋の名月


夜半過ぎになると雨が上がり夜空には中秋の名月が。
昼間に団子を買いおくのを忘れたので、ウィイスキーの水割りと黒豆センベイで月見の宴。

2008/09/14

雨音 + ドングリ音


夜10時、久しぶりの雨が降り出した。それもかなり大粒の雨。屋根を打つ雨音に混じって、雨で叩き落とされるドングリが屋根を転がる音が騒がしい。

小降りになったのを見計らって地上に落ちたドングリを拾ってみる。写真のような未成熟の10〜15mmの小さなドングリばかり。
今年は栗の実も未熟のままで落ちてくる数が多いような気がするのだが。

2008/09/13

白花のハギが開花


数日前から白花のハギの一枝が咲き始めた。庭に自生しているハギ(マルバハギと思われる)は花つきが寂しすぎると2年前に東京の園芸店から白と赤を一本づつ買ってきて植えたもの。

赤花のハギは7月下旬に開花した。その頃白花ハギには蕾の姿もなく今年はダメなのか、と半ば諦めていた。今では赤花のハギはとっくに咲き終わっている。同じハギでも開花時期にこんなに差があることを知らなかった。

“紅白を並べて眺めよう”と対で植えた構想は潰えたが、遅ればせながらでも白花も咲いてくれて良かった。

2008/09/12

ペットボトルトラップ

最も効果的なスズメバチ退治の方法を工夫してみよと、手作りのペットボトル捕殺器と市販のスズメバチ捕殺器を併用してそれぞれの効果のほどを調べてみることにした。


ペットボトルに関しては、名古屋市環境薬務課の調査レポートを基準に、形状、吸引口の位置や大きさ、などをいくつかの違ったパターンを作って見た。

誘引液は、砂糖、日本酒、酢の混合液。酢はミツバチが入らないようにするために必要らしい。地元のスズメバチには地元産が良いだろうと、八巻酒造の“甲斐男山”の辛口純米酒。おいおい違ったレシピも作り、それぞれの誘引効果を試してみようと思う。

スズメバチシーズンが終わるまでデーターを集めなんらかの結論を出したい。

薪小屋の屋根葺き替え工事

7月初旬に造った薪小屋、雨が降ると板葺き屋根からの雨漏りがひどい。せっかく乾燥しかけた薪がまた湿って元の木阿弥となる。この調子では冬のストーブシーズンまでに十分乾燥しそうもない。ということで今日の午後はポリマー製波板への屋根葺き替え工事を。

納得いくできばえで雨が降るのが待ち遠しく感じるが天気予報では明日も晴模様。

総工費 8518円
 1) 信越ポリマー社製ナミイタ (ポリカタフ4.5尺板 x 8枚) 8320円
 2) 傘クギ (36本) 198円

2008/09/10

捨て身の熱殺戦法


本家巣箱の巣門前地上にピンポン玉大の蜂球が二つできている。ミツバチ達がスズメバチと戦闘中だ。(写真上) 

ミツバチは巣を襲おうとするスズメバチに一斉に襲いかかり蜂球の真ん中にスズメバチをオシクラマンジュウのように包み込む。そして飛翔筋を動かし熱を発生させ球内の温度をスズメバチの致死温度まで高めて熱殺する。 ニホンミツバチの致死温度は約48度、それに対しスズメバチは約46度と2〜3度の差があり、このわずかな温度差を利用するという頭脳プレーだ。

もちろん戦いの過程で噛み殺されてしまうミツバチが出るのは承知の上での捨て身の戦法。時計で計ってみると、一匹のスズメバチを熱殺するのに約30分の時間がかかる。ミツバチもかなりエネルギーを消耗する戦法だ。

 しばらく経ってからミツバチの塊を棒で突いて中を覗いて見ると、スズメバチは犠牲になった一匹のミツバチに噛み付いたまま悶死していた。この防御行動はニホンミツバチ特有のものでセイヨウミツバチには見られないそうだ。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本


一泊旅行で サイトウ・キネン・フェスティバル松本に行ってきた。フェスティバル開催中を告げる旗が街中にたなびきこの催物が街をあげての一大イベントであることが良く分かる。(写真上)

音楽祭の総監督は小沢征爾氏。サイトウ・キネン・オーケストラは、世界各地で活躍する齋藤秀雄門下生が夏の松本市に集結して結成する臨時の楽団だ。約一ヶ月間にわたり、オーケストラ、室内楽、オペラ、子供のための音楽教室、 . . . と様々な催し物が開催されいまや世界的な音楽祭となった。

最終日の今夜の出し物は小沢征爾指揮によるモーツアルト、武満徹、マーラー作曲の3曲。コンサート会場の松本文化会館には正装の観客も見られ華やいだ雰囲気だ。(写真中)

指定席が舞台のすぐ近くで、指揮をしている小沢征爾氏の顔の表情や指の細かい動きがハッキリ見える。音楽を楽しむ以上に氏のエネルギッシュな指揮に見とれていた。

世界各地で活躍している同窓生や旧知の音楽仲間が年に一度集まっての演奏会とあってフィナーレの光景も独特。指揮者が全員のオーケストラ楽団員と握手して回り、演奏者同士も来年の再会を誓って舞台の上で握手したり抱擁しあう姿は通常の演奏会では見られない感動的な光景だった。(写真下)

2008/09/08

山は秋モード

猛暑も峠を越した様子なので久しぶりに東京に帰り、歯の治療、庭木の剪定、コーヒー豆の買出し、. . . 等々のの用事をこなして今日再び山へ。

花畑の主役はアキノキリンソウやヨツバハギに変わり、ミツバチを狙うスズメバチが頻繁に顔を出し、夜は屋根を転げ落ちるドングリの音。山はすっかり秋モードに入っていた。

夕食は散歩中に拾った栗でクリご飯とサンマの塩焼きと秋メニュー。

2008/09/03

パラソル マッシュルーム


朝の散歩で見つけたカラカサタケ(唐傘茸)。傘の直径は15〜30センチ、背丈は35〜45センチの巨大キノコで茸狩り籠はまったく役に立たない。
英語名で Parasol Mushroom と呼ばれるように形はパラソルにそっくり。その大きさが不気味で敬遠されがちだがれっきとしたハラタケ科の食用キノコ。上下に動くツバが特徴で毒キノコのシロタマゴテングタケなどと区別できる。特別美味というわけではないが茸シーズンの到来を感じさせてはくれる。

追記:
“特別美味というわけではないが . . . ”と書いたが訂正。
昼食時にオリーブ油でサッと炒めポン酢をかけて食べたらなかなかいける。これまでは“炒め過ぎ”という調理方法の失敗だったようだ。インターネットで調べると "one of the best of all edible mushrooms" とも記載されている。

2008/09/02

八ヶ岳高原の夏は終わった


八ヶ岳南麓高原の夏休みシーズンも終った。道で行き交う他府県ナンバーの車もめっきり少なくなり、温泉の露天風呂を賑わせていた子供達の嬌声も消えた。以前の静けさに戻ってホッとすると同時に少々寂しい気がしないでもない。
(写真:いつも利用しているパノラマ温泉。秩父、富士山、南アルプス、八ヶ岳がパノラマのように眺望できる。写真は北杜市観光案内WEBから借用)

冬支度の季節


ここ数日蜜蜂達の働きぶりが活発だ。雨の日でさえいそいそと仕事に出かけている。花粉団子を運び込む働き蜂の姿も頻繁だ。昼間に集めた花蜜の水分を蒸散させているのだろう。夜も巣門に20匹近い蜂が集まり盛んに扇風行動で巣内の換気で忙しい。もう冬の食料の支度を始めたのだろうか?

一昨日の音楽会でSK氏氏夫妻と同席した。八ヶ岳高原を仕事の場にと夫婦で移住して来た若き電気工事技師だ。SK氏によると昨年は秋に入ってから薪割りをしたせいで薪の乾燥が足りなくストーブの燃えが悪くて苦労したと話していた。SA氏宅の前を車で走ると今年はタップリと薪が積んであるのが見える。

そろそろ冬支度の薪割り作業を急がなければ。

シレネブルガリス二度目の開花

4年前、スイスアルプスをトレッキング中にポケットに忍ばせて来たシレネブルガリス(マンテマの仲間)の実生。山荘の庭のプランターで毎年花を開く。開花時期は例年6月初旬で今年も6月6日に最初の開花があった。
ところが今年は2度目の開花が。初めての経験だ。(写真上)
スイス本家のシレネブルガリス(写真下)には比ぶべきもないがそれなりの愛らしさを醸している。