2008/05/31

第三次分蜂を期待して山へ


既に梅入りかのように雨の日が続いている。天気予報では明日の日中は晴天、そして夕方からはまた下り坂になるらしい。三次分蜂があるとすれば明日の可能性はかなり高いだろう、ということで夕方から山へ向かう。

途中立川のM商事に立寄り薪用の材木を積み込む。20〜30cm径の桜材で火持ちも良さそうな良い材だ。M商事は立川に本社を置く廃棄物処理、環境衛生業務の会社。社長のMA氏は実に面倒見の良い善意の人。薪になりそうな材木が出ると作業員に指示して30cm位の長さに切って会社の庭に積んでおいてくれる。そして電話で「また薪材が出たから何時でも良いから取りに来てよ。会社の庭の門は日曜日でも開けてあるから。」とわざわざ電話をかけてきてくれる。MA社長からはこれで随分の量の薪材をいただいた。おかげで今度の冬は豊かな生活がを送れそうだ。

山はまだかなりの雨。外気温8度。天気予報が当たり明日は分蜂日和になることを祈るのみ。

2008/05/30

上野の薬師寺展へ


この雨ではミツバチも静かだろうと山行きは延期して上野の東京国立博物館の「薬師寺展」へ。平日だから空いているだろう思っていたがなんのなんの。入場券を購入してから会場に入れるまで約1時間半待ちの列。その後の新宿“つな八”での夕食も30分待ち。東京の生活もなかなか大変だ。
間近で見る聖観音菩薩立像、日光・月光菩薩立像はなかなか見応えがあった。

2008/05/27

卯建つを上げた友


岐阜県美濃市へ。美濃市の町おこし運動に取り組んでいるK氏の激励会というのが名目だが本意は仲間内での飲み会。
かっては和紙の生産で栄えた美濃市は、今は「卯建(うだつ)の町並み」として町おこしを図ろうとしている。

美濃市出身のK氏は、銀行員として勤め上げた後故郷にUターンし、しばらく空き家になっていた実家を修復中し「卯建つの街並み」の中核的な建物として再現した。
リフォームされたばかりの旧家に集まったのは30代のビジネスマン時代から長い付き合いが続いている仲間10人ほど。飲み会は深夜まで続き、雑魚寝で仮眠した翌日は長良川の川辺の鮎料理屋で旬の鮎を堪能。蜂もいいが、たまには人間との付き合いも楽しいものだと感じながら帰路に着いた。

2008/05/22

第2分家は食欲旺盛


昨日分蜂した第2分家のハチ達、一日中実に食欲旺盛だった。早朝から夕方遅くまで巣門前に置いた給餌皿は常時大賑わい。何度もお替わりを求める。結局今日一日で"水1リットル+砂糖1キロ"の砂糖水を一本半飲み干す。

花粉団子を運び込む姿を5匹目撃。第一分蜂群に比べて随分早い。夕方、ソッと上蓋を開けて覗いて見ると昨日入れた三枚の巣枠の間はビッシリと蜂で埋まり皆セッセと働いている様子。既に巣を作り始めたのだろうか?この巣箱に居着くことはほぼ間違いない。2〜3日後には巣枠を抜いて内検もできそうだ。今回の「分蜂〜捕獲〜巣箱への導入」は気味が悪いくらい全てが順調に進んでいる。

エピローグ その4 Y氏夫妻

ネットから巣箱に移す直前に隣家のY氏ご夫妻が蜂見学に。ご夫人は"私達も教わって養蜂をやってみたいね"とかなり興味津々だがY氏本人がやや尻込みしている様子だ。

2008/05/21

エピローグ その3 不機嫌顔のコゲラ


コゲラのヒナが孵ってツガイは子育てで一生懸命だ。今日の蜂球はそのコゲラの巣から5m足らずのところ。一日中巣の下でワイワイガヤガヤが続き不機嫌そう。こちらを睨みつけながら口一杯に虫をくわえてに出入りしていた。

エピローグ その2 分家前で喧嘩騒動


1時過ぎくらいから分家巣箱の前でひっきりなしに取っ組み合いの喧嘩。分蜂群の取残し組との一部が分家の巣箱に迷い込んでいるようだ。
(13:50撮影)

エピローグ その1 本家の蜂


分蜂後の本家巣門の様子。まだ多くの蜂が出入りしている。(12:30撮影)
この様子を見てこれまでの疑問のいくつかも解けた。(詳細は追って記載)

本家巣箱はかなりの強群になっているようだ。この様子では今日分蜂した長女女王蜂に続いて、次女女王蜂の第3次分蜂があるかもしれない。本によれば第2次分蜂の3〜4日後にはもう第3次分蜂が起きるらしい。とりあえず準備作業は怠り無く勧めておく必要がありそうだ。

ネットから巣箱へ


新しい巣箱の位置は敷地西側の赤松の根元に決定。捕獲ネットをその場所に移動し巣箱の準備も整った。
今回準備した新居は . . . 可動式椅子枠巣箱、中に新品巣枠3枚、天井にジュート布でカバー、巣門外に砂糖水と飲み水(おぼれないようどちらにも竹製筏を浮かせる)

薄暮になるのを待ってネットから巣箱へ移す。暗くなれば少なくとも明朝まではこの巣箱に留まっていてくれるはずだから。巣箱への移動も実にスムーズにことは運んだ。ネットをたくし上げて金網かごを巣枠に密着させると皆雪崩を切って巣箱の奥の方へ入って行った。今日はこちらも疲れたが蜂達はもっと疲れたろう。

取残し蜂球は次第に小さくなってきた


一時間を経過。取残し群の蜂球は随分小さくなってきた。握りこぶし二つ分くらいの取残し組のうち、捕獲ネットの外側にまとわりついているものが20〜30匹、迷って分家巣箱に飛んでいったのもいる(後述)が数はそう多くない。残りは元の巣箱に帰ったろうか?ともかく2回目の強制捕獲は不要と判断した。

取残し蜂にはゆっくり対応しよう


いつものように取残した蜂がまた同じ場所に蜂球を作り始めた。第一回の捕獲が上手くいったので今回はそう大きな蜂球ではない。2回目の強制捕獲は様子を見てからにしよう。とりあえず捕獲ネットを取残し組蜂球の近くに吊るして反応を見る事にする。女王蜂はほぼ間違いなくネットの中のはずなので、取残し組蜂球は徐々にネットの方へ集まってくるはずだ。

正午。一回目捕獲を実施

捕獲開始は12時ジャストと決定。手の空いた人が居ないので写真はないが今回の捕獲は実にスムーズにいった。一回目の捕獲で70〜80%の蜂を捕獲できた。第一回分蜂の経験を元に昨晩改良をしておいた捕獲ネットもパーフェクトに操作できた。

ひとつの蜂球にまとまった。それも期待した下の塊に


11時17分、ついに一個の蜂球としてまとまった。そして、全員が頭を上に向けきれいに整列もした。西洋ミツバチはバラバラでこのような整列はしないらしい。ニホンミツバチと日本人と相通じるところがあるようだ。

蜂球の形も縦に長く良くまとまってくれている。2〜3本の枯れ枝さえ除けば非常に作業をし易い場所に、捕獲し易い形にまとまってくれた。

庭においた待桶に入ってくれるのは今回も望み薄。次の判断は何時強制捕獲をスタートするかだ。

本命は下の蜂球だった


期待どおり上の蜂が徐々に下へ舞い降りて下の蜂球が本命であることが判明。後は一つにまとまるのを待つだけだ。
(10:50撮影の写真と比較すると上の蜂球がかなり小さくなったのが分かる)

なに、蜂球が二つ?


前回のカラマツの樹から徐々に南に移動したと思ったら敷地南端の赤松の木に蜂球を作り始めた。かなりの頻度で同じ木の同じ場所に蜂球を作る、と本で読んでいたので今回もカラマツと信じきっていた。またも予測は失敗。 それだけではなく赤松に二つの蜂球ができるではないか!こんなことは本に書いてなかったぞ。まてまて、女王蜂は一匹しかいない。どちらかの蜂球は女王蜂のいる方へ必ず移動するはずだ、としばらく様子を見る事にする。

10:44 空には既に蜂雲ができつつある


みるみるうちに南の空に向かって飛び立つ蜂の群れ。空の場所は第一回分蜂時とほぼ同じ空間だ。10:44 かなりの蜂は空に、そして巣門には後に続こうとする蜂がまだまだいる。

2回目とあってこちらの気持ちはかなり平静。今回はカメラを構える余裕もあった。ただ、この迫力、なかなか静止画像写真で表現できないのが残念。
最初は前回同様カラマツの樹の周りを回っていたが、その後やや南に下がり始める。

どこに蜂球を作ろうとしているのか。緊張の一瞬だ。

こんなに早い時間に行動を起こすとは思わなかった


遅い朝食を終えて庭に出る。10:39 既に巣門に蜂球ができ空に向かって飛び始めた蜂さえいるではないか。いくら分蜂日和とはいえこんなに早く行動を起こすと全く考えていなかった。

今日の功労者


12:05 第一回目捕獲作業は終了した。まず最初に今日の功労者の紹介。

隣家EZ氏山荘のベランダを工事中のMS氏とHK氏。ともに八ヶ岳南麓地区で活発に活動している若手ログビルダーだ。

分蜂が始まると直ちに大工作業は中断し、MS氏は梯子保持班、HK氏は散水班とそれぞれの得意技能を発揮してくれた。“建築工期よりミツバチの分蜂の方が重要”という正しい価値観を持った人達だ。

ほぼパーフェクトに進んだ今日の捕獲作業も両氏の手助けがあってはじめてなし得たもの。功労者として両氏に謝意を表したい。

午前中の分蜂は誤算

昨夜は寝るのがおそかったので今朝は寝坊し10時過ぎに初めて庭に出る。天気は快晴、風もほとんどない。本家の蜂達は既に活発に仕事をしている様子。なんとなく、”今日は行くぞ”という雰囲気。
分蜂は12〜14時頃だろうと、部屋に帰ってコーヒー、パンで簡単な朝食を済ませ再び庭へ。

本家巣箱方向からブーンブーンという音。巣門をのぞくとなんと今正に分蜂が始まろうとしているではないか。まだ朝の10時半だというのに!

以下、今日一日の分蜂顛末記です。

2次分蜂が始まった!

10:45 雲になった!今赤松に蜂球を作り出している。詳細報告は後で。

2008/05/20

もしかして判断ミス?


3時半を過ぎた。今日も分蜂は起きなかった。A氏滞在中、期待も込めて「分蜂の兆し」と見ていた現象は分蜂とは関係かったのかも知れない。昨日、今日とも、午後1時過ぎから写真程度の状況は再三見られた。

コロニーの蜂数はかなり増えているようだし、この巣箱は巣門をかなり狭くしてある。そのため、午後1〜3時頃の外勤蜂が最も活発な時間帯には出勤・帰宅の蜂で巣門が込み合う。そして、中に入れない蜂が巣門前で待機飛翔をしたり、巣門口が空くのを待つ蜂が壁面や全面飛翔台に溜る、と考えられないこともない。

と言っても5月17日 13:25 のに起きた現象はこの理由では説明がつかない。“第2次分蜂”の可能性をまだ捨てるわけにはいかない。

2008/05/19

逸見神社は激戦区


逸見神社の自然巣が分蜂時期に入った様子だ。それを目指して、遠くは甲府からの参加者も含め境内の待ち巣箱は5個に増えた。
しかし、もっと手強いライバルは境内の豊かな神社林だ。蜂が好みそうな樹洞を持った巨木があちこちにある。昨日は数匹の探索蜂が写真のヒノキの樹洞を盛んに出入りしていた。その様子は既にここに内定したかのような雰囲気。私が蜂でも間違いなくこの住宅を選ぶだろうな。ロケーション、外観デザイン、防犯、景観、方位どれをとっても申し分ない。

ちなみにK氏夫人からの情報では、この樹洞には以前にもミツバチが住んでおりここしばらく空き家になっていた中古住宅とのことだ。これもこの大杉の大きなセールスポイントだ。ミツバチは新築物件よりも仲間の残り香のある中古物件を好むらしいから。

トチの木が満開


逸見神社のトチの木が満開になった。良いトチ蜜が採れそうだ。山荘からの距離は6キロ強、残念ながら我が家の蜂たちはここまでは蜜集めに来ないだろうな。(ニホンミツバチの集蜜圏は半径2〜3キロと言われている。)

2008/05/18

レンゲツツジが開花


レンゲツツジが開花した。このレンゲツツジと、間もなく開花宣言ができそうなヤマツツジで、これからの数週間庭の風景は華やかになる。

結局A氏滞在中の分蜂は不発

時折それらしい素振りは見せるが結局今日も分蜂は不発。明日からの仕事を控えたA氏は夕方東京へ。分蜂体験をさせることができず残念。

彼の一日半の滞在中、分蜂の予兆らしきもの、逸見神社自然巣の偵察蜂の偵察飛翔、本家・分家の内検、吐竜の滝の自然巣、などを見てもらう事ができただけでも良しとしよう。

2008/05/17

分蜂10日後の分家の様子


5月10日分蜂の分家巣箱を初内検。天板(23 x 23 cm)の約1/3の範囲に、最大幅約20cm、高さ約20cmの巣板を作っている。次回内検では巣板にビッシリまとわりついている蜂を除けて巣板の状態を確認しようと思う。(床面から上方を撮影)

第2待桶の場所を移動

橋桁の下に置いていた第2待桶をA氏の手を借りて向かい側の土手に移動。ここの方が偵察蜂が見つけてくれる確率が高いような気がする。

分蜂中断。なんで?


A氏最初の予定を早め分蜂時間帯(正午〜3時)に間に合うよう午前中長坂駅に到着。
今日も蜂の動きが普段とは違う。期待して見つめていたところ午後1時25分写真のような状態に。“ついに始まった!”と臨戦態勢へ。

. . . と思いきや蜂球はやせ細り始め5分後にはもとの平穏な巣門の姿に戻ってしまった。
今日は雲と日差しが頻繁に入れ替わり時には小雨もパラつく不安定な天候。分蜂を中断したのはこの気象のせい?そあるいは他に理由があったのだろうか?それとも、この蜂球は分蜂のためではなかった?

夜はA氏が持参したシャンペンを開け、地元のK氏、隣人のE氏らと残念会兼明日の分蜂を期待しての前夜祭。明日の“分蜂日和”に期待しよう。

2008/05/16

今日の分蜂は阻止はできた

本家の蜂:
薄暮になると本家の蜂は落ち着いてきた。なんとか今日の分蜂は阻止できた。

分家の蜂:
午後6時半。温泉から帰って給餌器を覗くとスズメバチが分家給餌器の砂糖水を飲んでいる。ミツバチ達も4〜5センチの距離をおいてはいるが天敵と一緒に何喰わぬ顔で食事中している。???

第2分蜂の気配が


11:45 本家蜂の動きがあやしい。巣門近くに群れをなし塊を作り、巣箱の前方2〜3メートルの所では巣箱の方向を向きながら数多くの蜂が盛んに舞っている。"さあ分蜂組は早く出てこい。出発するよ!”とまだ巣箱にいる蜂に声をかけているようだ。これは、数日前の分蜂時の行動にそっくり。なんとか今日の分蜂は延期してもらおうと大急ぎで水道ホースを持ち出し巣箱上空に人工の雨を振らせてなだめる。一時的におとなしくなるが散水を止めるとまた同じような状況。午後は蜂との根比べでこの散水作業の繰り返しだった。

実は明日「ぜひ分蜂を見たい」という昔の会社同僚のA氏が東京から山荘にやってくる。彼が到着するまでなんとか出奔を引き延ばし彼に分蜂を見せたいのだ。

分家の蜂達は給餌器に群がって平穏な時間を過ごしている。花粉団子も盛に運び込んでいる。

2008/05/14

K氏から吉報!


外出から帰宅したらK氏からの留守電メッセージ。
“今日、巣箱の様子を見に行ったら分家蜂巣箱に花粉団子を盛んに運ぶ蜂の姿があった”との報告。

「働蜂が花粉団子を集める → 巣内に蜂児がいる → 女王蜂が出産を開始した → 女王蜂が卵を産みつける巣板ができた」ということで、分蜂群はここを住まいと決めたのだ!

銀座ミツバチプロジェクト


久しぶりに秋葉原〜新宿の人混みの中へ。目的の買物はできなかったので本三冊を購入。



銀座のビルの屋上でミツバチを飼育し、採れた蜂蜜は銀座のバーやショップでカクテルやケーキに使用して販売するという試み。随分マスコミに取り上げられ話題になった。この銀座プロジェクト、日本テレビの「DASH村でのミツバチ飼育」の番組と共に多くの人がミツバチへの関心を持つきっかけとなった。

ヤバイ、天気が回復しそうだ


雨模様なので本家群の2次分蜂や分家群の逃去は起きないだろうと一昨日から東京。ライブカメラで現地の天気状況をウォッチしていたところ今日の昼頃から突然天気は回復傾向に。雨上がり後で、風の穏やかな晴れた日は分蜂や逃去が起きる確率が高い。明日にでも山荘に出向き監視体勢に戻らなければ。
(写真:北杜市大泉総合支所の屋上のライブカメラからの 5/14 11:45時点の現地遠景)

2008/05/12

預託放牧スタート


県立八ヶ岳牧場天女山分場での夏期預託放牧が今日からスタートした。

周辺の酪農家は、夏の間ここに飼っている牛を預けて育てる。畜舎の中で人工飼料で育てるのに比べ、より良質で安全な肉や牛乳が生産できるとのことだ。

昼間は明るい太陽光の下で牧草を食べながら自由に歩き回る。夜は満天の星空を見上げながら寝入る。牛達にとってもここでの生活は幸せなはずだ。

その上、牧草地に牛が散在する光景は、八ヶ岳高原にスイスにも劣らない美しい景観を作ってくれる。

E氏山荘ベランダ工事


今日から隣家E氏山荘のベランダ工事が始まった。棟梁M氏は昨秋我が家の工事もやってくれた職人。カナダで腕を磨いた本格派ログビルダーで非常に丁寧な仕事をしてくれた。風貌だけでなくその人柄も “北の国から”の黒板五郎さん風の好感の持てる人。

薪原木の積替え作業完了

連休前、作業中ギックリ腰に襲われ中断していた薪原木の積替え作業に再挑戦。再発を気にしながらおそるおそるの仕事だったがなんとか完了。これで来年の冬用の薪の準備(そして 今年の夏場の薪割り運動の準備)が整った。
ハスクバーナーチェンソーの威力を再々認識。

2008/05/11

ほぼ一日リスが占拠


昨日はイカルが占拠していた竹筒フィーダーは今日は一日中リスが独占している。

餌場で見る力関係は、. . . リス>アカゲラ>イカル>シメ>アトリ>カワラ・マヒワ >ホオジロ・ゴジュウカラ>ヤマガラ・シジュウカラ>コガラ・ヒガラ>エナガ 。

今年のヒマワリ種の消費量は100キログラム(=20kg x 5袋)と例年に比べ随分多い。この冬は人間が頻繁に山荘に来たことに加え、シメ、アカゲラなどの大食漢の来訪者が増えたことが理由だろう。在庫も減ってきたので明日Jマートで補給しよう。

本家の蜂


相変わらず巣箱内から運びだされる新しい雄蜂の巣蓋(直径約4mm)。

奇妙な行動をする働き蜂がいる。巣蓋をくわえ巣箱1〜2mの周りを飛び巣蓋を捨てないでくわえてまた持ち帰ってくる。なんで?まさかリサイクルするわけでもなかろうに。

交尾に出る新女王蜂の姿を撮影しようと寒さに耐えてしばらく巣門を監視ししたがこの天気(気温6度、小雨)では出かけないだろうな。

5/11 花情報/ナナカマド


やっと蕾が出始めた様子。樹高10mくらいまでに成長したが秋の紅葉はいま一つ。この周辺の気候のせいだろうか?

5/11 花情報/サラサドウダン


かなりの数の花芽が出て来たが蕾はまだ固い。

5/11 花情報/ズミ(コナシ)

まだ蕾は固いがピンクの色が滲み出て来た。

5/11 花情報/アマドコロ


花蕾を付け始めた株がチラホラ。

5/11 花情報/アイヅシモツケ


二部咲きくらいか。蕾の数が多いのでミツバチの次の蜜源として期待できそう。

5/11 花情報/ヤマツツジ


東側通路の木、蕾はかなり膨らんできた。

5/11 花情報/レンゲツツジ


天気回復後気温が上がれば開き出す蕾が見られそう。レンゲツツジには霧がよく似合う。

5/11 花情報/カイドウ


東京で買って移植したもの。気候が寒すぎるのかいまひとつ元気のない木に久しぶりの花。三〜四分咲き。

5/11 花情報/ミヤマウグイスカグラ


満開。天気が回復したらミツバチが集まるはず。

5/11 花情報/ベニバナイチヤクソウ


株数は増えているが花蕾を付けたのは一株のみ。

5月11日 庭の野草の状態

8時15分、アカゲラの竹筒ドラムの音で起床。小雨、外気温5度。今日は雨でミツバチも静だろうから庭の花情報を記録しよう。

今日一日中、外気温は6度を超えることはなかった。ストーブ用薪も底をつき夕方から灯油ストーブに切り替え。予定していた薪原木の整理は雨が降ったり止んだりで実行できず。明日の天気に期待しよう。(17:30 追記)

2008/05/10

脱糞 or 集蜜?


午前中は動きのなかった分蜂群。午後になると雨の中を時々2〜3匹のハチが巣箱から飛び出し巣箱の周辺を飛び回っている。1〜2mの狭い範囲を飛びすぐに巣箱に帰って来ているようだ。脱糞のための外出だろうか?でもそうであれば、本家の蜂にも同じような行動が見られずはずだが本家ではそういう動きは見受けられない。門番らしい蜂が4〜5匹、巣門を歩き回って見張り番をしているだけで飛び立つ蜂の姿はない。
分蜂時に腹一杯入れてきた燃料(=蜜)が切れ食料不足になってきたのだろうか?とりあえず給餌器を巣門に差し込んで様子を見ることにする。

午後5時。数匹の蜂が給餌器の砂糖水を飲んでいるが 通常見られる”群がって” という様子では無い。

イカル


竹筒で作ったバードフィーダーにイカルが頻繁に来る。窓ガラス越しにレンズを構えるこちらを気にしながらも盛んにヒマワリの種をツイバんでいる。

静かな一日を過ごせそうだ


昨夜半から雨になり今朝の山荘は霧の中。この天候では分蜂群も逃去など企てないだろう。今日は手元の養蜂の本でも読んで私も静かに過ごそう。
外気温4度。久しぶりに薪ストーブを焚く。

レンゲツツジの蕾がずいぶん膨らんできた。レンゲツツジ(とコナシ)は霧の中で一層映える花だ。カイドウは数輪開花。

2008/05/09

ミツバチの本


いま手元にあるミツバチの本。なかでも「ミツバチの不思議」は自然の不思議さに感銘する珠玉の一冊。

ミツバチの不思議」(カール・フォン・フリッシュ)
日本ミツバチ—在来種養蜂の実際 (新特産シリーズ)」(日本在来種みつばちの会)
ミツバチの絵本 (そだててあそぼう)」(吉田忠晴)
ニホンミツバチの飼育法と生態」(吉田忠晴)
ミツバチと暮らす四季」(スー・ハベル)
蜜蜂の生活」(モーリス・メーテルリンク)
ミツバチの科学」(岡田一次)
ニホンミツバチの社会をさぐる」(吉田忠晴)
ミツバチ—飼育・生産の実際と蜜源植物 (新特産シリーズ)」(角田公次)
養蜂の科学 (昆虫利用科学シリーズ)」(佐々木正己)
ニホンミツバチ—北限のApis cerana」(佐々木正己)
動物の体内時計 (1966年) (岩波新書)」(桑原万寿太郎)
ミツバチの世界 (1983年) (岩波新書)」(坂上昭一)
ミツバチが泣いている—天然ハチミツを探せ!」(上之二郎)