数日前から、庭の薪棚に保管しているミツバチの空き巣箱に偵察蜂らしい素振りをするミツバチがいた。もしかしたら飼育群のどれかが分蜂するのでは?と思っていたら案の定今日一番元気の良い群が分蜂した。この春、近くの渓谷に設置した待ち箱に入居した群なので孫分蜂になる。
敷地の中央、カラマツの幹の地上高8mほどのに蜂球を作り4時間ほど止まった後、下見に来ていた薪棚の巣箱は最終選考に漏れたようで東の方角を目指して飛んで行った。
去年植えつけたツルコケモモの花が咲いた。丸い真っ赤な実には馴染みがあるが花を見たのは初めて。コケモモのようなベル型の花を想像していたがずいぶんと違う。花びらの反り返りようはカタクリの花に似ている。
初年度の去年はたった一粒の収穫だったが、枝の裏側をのぞくと今年はかなりの数の実が確認できる。まだジャムが作れるほどの量ではないが、北の大地で、遥か昔からアイヌの人々に親しまれてきたハスカップが、八ヶ岳南麓の我が家の庭でもうまく育ってくれそうなことが分かっただけども今年の大きな収穫だ。