2022/06/30

孫分蜂

数日前から、庭の薪棚に保管しているミツバチの空き巣箱に偵察蜂らしい素振りをするミツバチがいた。もしかしたら飼育群のどれかが分蜂するのでは?と思っていたら案の定今日一番元気の良い群が分蜂した。この春、近くの渓谷に設置した待ち箱に入居した群なので孫分蜂になる。

敷地の中央、カラマツの幹の地上高8mほどのに蜂球を作り4時間ほど止まった後、下見に来ていた薪棚の巣箱は最終選考に漏れたようで東の方角を目指して飛んで行った。

2022/06/29

ジョウビタキの雛

庭のミヤマザクラの幹に架けた巣箱でジョウビタキの雛が順調に育っている。巣箱は、軽井沢のT氏がミツバチ巣箱の製作の合間に作ってくれたもの。もともとカラ類仕様の巣箱だったが、前面の板3分の2をカットしジョウビタキやキビタキ用に(運が良ければオオルリも)と改築したものだ。

数年前にキビタキが営巣したがジョウビタキは今回が初めて。確認できるヒナの数は5羽。近くで親鳥の声がすると”次は自分の番だよ!”と言わんばかりに精一杯口を開いてアピールしている。毛色や活発な動きから察すると一両日中には巣立ちしそうな雰囲気だ。

ジョウビタキはシベリヤやモンゴル・中国北部などで繁殖し、日本へは冬鳥として渡ってくると言われている。が、ここ数年、日本各地での営巣が次々と確認され、日本での繁殖もそう珍しいことではなくなりつつあるようだ。我が家の庭でもジョウビタキは一年中見かけるようになった。

2022/06/18

ツルコケモモ(Cranberry)の花

去年植えつけたツルコケモモの花が咲いた。丸い真っ赤な実には馴染みがあるが花を見たのは初めて。コケモモのようなベル型の花を想像していたがずいぶんと違う。花びらの反り返りようはカタクリの花に似ている。

アオハダにミツバチ

庭のアオハダが満開。数年前からチラホラと花をつけるようになってはいたが、こんなに木全体に多くの花をつけたのは今年が初めてだ。

地元のホームセンターで購入した苗木を移植してから11年目、やっとこの秋には、赤い実がたわわに実ったアオハダの姿が見られるかもしれない。
さっそくミツバチも集まって花粉(花蜜?)集めに忙しい。

2022/06/17

2年目のハスカップ

 初年度の去年はたった一粒の収穫だったが、枝の裏側をのぞくと今年はかなりの数の実が確認できる。まだジャムが作れるほどの量ではないが、北の大地で、遥か昔からアイヌの人々に親しまれてきたハスカップが、八ヶ岳南麓の我が家の庭でもうまく育ってくれそうなことが分かっただけども今年の大きな収穫だ。

2022/06/09

奥日光のクリンソウ


日光湯元の宿に一泊してクリンソウ(と戦場ヶ原のズミの花とワタスゲ)を見に行った。湿潤な土質が多い奥日光にはクリンソウの自生地が多い。その中でもダントツに有名なのが中禅寺湖千手ケ浜のクリンソウだが、宿の直ぐ近く、日光山温泉寺の境内のクリンソウもかなり見応えがある。

八ヶ岳南麓で見かける群落(右写真)に比べ、奥日光のクリンソウは草丈も花もやや小ぶりで、花の色も八ヶ岳南麓の赤紫色一色と異なり白〜ピンク〜赤〜赤紫色の花が入り混じってずいぶんとイメージが違う。異なる種の野草ではと思えるほどだ。