2021/04/30

浅間山石

軽井沢に住む友人T氏が浅間山の溶岩石を持ってきてくれた。ロックガーデンの中に黒色火山岩を配置したいというこちらの希望を知っての好意。この大きさになると街中のホームセンターなどでは扱っていない。感謝感激。

2021/04/25

クサボケ開花

クサボケが開花し始めた。例年より一週間から10日ほど早い。以前は秋に採れる果実を塩漬けにしたり、ホワイトリカーに漬けて果実酒を作っていたが、近頃はおっくうで虫や小動物に喰われるままに放置している。そのせいもあってかクサボケの木は敷地内のあちこちでずいぶんと増えてきた。ネズミやその他の小動物が果実を食べて敷地内に種子を撒き散らすせいでは、と推測しているが確かなことは分からない。

2021/04/24

(続) アルペンブルー

4月18日に最初の一輪が開花したゲンチアナ・アルペンブルー、その後次々と開花しロックガーデンが少し花畑らしくなってきた。
次の楽しみは、同じ札幌の園芸店から購入したチングルマの開花。花芽らしいものがあるので大いに期待している。園芸店の標記では開花時期は6〜7月とあるのでもうしばらくの辛抱だ。

2021/04/23

エンゴサク

風のガーデン」 以来気になる野草の一つになったエンゴサクの花。山荘のすぐ近くの沢沿いに、かなり広い範囲の群落があるのを今日の散歩で偶然見つけた。

ちなみに風のガーデンのはエゾエンゴサク(Corydalis fumariifolia  subsp. azurea) でこちらはヤマエンゴサク(Corydalis lineariloba)

満開のニリンソウ

 標高760m、林床に広がるニリンソウの群落が今満開。



2021/04/21

山笑う

大門ダム清里湖湖岸の雑木が芽吹いてきた。”山笑う”と表現されるのはこんな光景を言うのだろうか?春の季語 ”山笑う”は、北宋の山水画家郭煕(かくき)の画論「臥遊録」(がゆうろく)にルーツがあるそうだ。

春山淡冶にして笑うが如く、
夏山蒼翠にして滴るが如く、
秋山明浄にして粧うが如く、
冬山惨淡として眠るが如し。

しゅんざんたんやにしてわらうがごとく、
かざんそうすいにしてしたたるがごとく、
 しゅうざんめいじょうにしてよそおうがごとく、
とうざんさんたんとしてねむるがごとし。

長沢の鯉のぼり

佐久甲州街道(国道141号線)沿いの高根町長沢の谷あいに今年も鯉のぼりが飾られた。「道の駅みなみきよさと」の芝生に寝転がって見上げるのが最も一般的な楽しみ方だが、時には少し距離をとって遠くから眺めるのもおすすめだ。

頂上付近にまだ雪を残した八ヶ岳の主峰赤岳、緑のグラデュエーションで彩られた丘陵、桃・赤色の花木が点在する段々畑、そんな春の里山を背景にたなびく鯉のぼりにはまた違った趣がある。

コゲラも来た!


先日はキジだったが、野鳥の水飲み場に今日はコゲラが来た。

山荘周辺には、女取湧水、三分一湧水、八右衛門出口湧水、東京海洋大学大泉ステーションの湧水池、. . . と標高約1,000mの等高線に沿って数多くの湧水が点在する。ところが、そこから標高差で200mほど上った我が家の山荘付近は、八ヶ岳南麓の伏流水地帯に位置し、井戸を掘っても水が出ない地として知られている。これだけ色々な鳥が集まるということは、この付近には野鳥の水飲み場がよほど不足している証左だろう

今回造った水飲み場の貯水量はそう多くはない。夏の日照りが2〜3日も続くとすぐに干上がってしまいそうだ。野鳥にとって ”頼りになる水飲み場” にするには、屋根の雨水をタンクに溜めて水飲み場へ注ぎ込むなど、常時水を切らさない工夫が必要のようだが、その工事に手をつけるのは少し先になりそうだ。

サクラスミレ開花

 2〜3日前から庭のあちこちでサクラスミレ(Viola hirtipes)が咲き出した。日本産スミレ属の中で花が一番大きいスミレと言われているが、今年のサクラスミレは、株も花もグッと小振り



2021/04/20

サクラソウ

敷地の片隅で、増えるでもなく、途絶えるでもなく、毎年数株が姿を見せるサクラソウ(Primula sieboldii)。小振りだが今年もきれいな花を咲かせてくれた。乱獲や環境の変化で自生数が減っているらしいので大事にしたい花。
 

2021/04/18

ヒトリシズカが満開

 名前と違い結構群れて咲く。

ギョウジャニンニク

数年前に植え付けたギョウジャニンニク、環境が合っているのか敷地内にどんどん増えてきた。葉を刻んで醤油に漬けておくと薬味の効いた調味料として一年中重宝する。ニンニクよりもアリシン含有量が多く、疲労回復や滋養強壮に効果があるそうだ。

ヤマウドの天婦羅

地元の半ちゃん農業人のI氏が畑で掘り起こしたばかりのヤマウドを持ってきてくれた。ということで、夕食の主菜はヤマウドと自家栽培のシイタケの天婦羅。やはり山菜は採れたてを食すのが一番だ。

アルペンブルー


3月28日に植えた5株のゲンチアナの最初の一輪が今日開花した。鮮やかな青紫色は正真正銘のアルペンブルーだ。

スイスアルプスのトレッキングで魅了された山野草の群落、その中でもゲンチアナ(リンドウ)の鮮やかな青紫色(=アルペンブルー)が印象的だった。アルパインローズ、エーデルワイスとともにスイスを代表する花、滞在したGrindelwaldの街を走るバスの車体にもゲンチアナが大きく描かれていた。

ロックガーデンにはぜひゲンチアナをと、札幌の園芸店から苗を買い求めたのがゲンチアナ・アルペンブルー(Gentiana ‘Alpine Blue’)、スイスアルプスで出会ったゲンチアナ・アコーリス(gentiana acaulis)を元に作られた園芸品種だそうだ。

2021/04/17

マメザクラ

 山荘に春の訪れを告げてくれる桜の花はエドヒガンでもソメイヨシノでもなくマメザクラ(別名フジザクラ)。中央地溝帯(フォッサマグナ)に沿って自生する野生種の桜で、以前は八ヶ岳南麓でふんだんに見かけられたが最近めっきり姿が減ったような気がする。山梨県の県花。



2021/04/16

ジョウビタキの番(ツガイ)

ジョウビタキの番(ツガイ)が1日中庭の野草畑で餌を探して飛び回っている。人なつこい鳥で、庭で作業をしていると数メートルまで近寄ってきて人を怖がる風を見せない。

”チベットバイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期に日本に飛来する冬鳥”と言われているが、近年、日本で子育てをする例も次々と確認されているようだ。(ウィキペディア

オス鳥とメス鳥が交互に床下の作業室に入り込んで飛び回っているところを見ると、この番も日本に住み着いている留鳥で床下で営巣場所を探しているのかもしれない。

2021/04/01

水飲み場にキジが来た!

 ロックガーデンに設けた野鳥の水飲み場、来客はヤマガラ、シジュウカラなどの小型野鳥を想定していたが、今日はキジの訪問があった。

一日中餌を探して敷地内や周辺の草地を歩き回っているキジの夫婦を見かけるようになってからもう十年以上になる。数年前には敷地南側の松の木の枝を寝ぐらにしていたが、今日水飲み場に来たキジは同じ個体なのだろうか?