2012/06/23
2012/06/17
今年最後の捕獲
分蜂シーズンはもう終わりだろうと、既に片づけてしまっていた捕獲道具を再び取り出しての捕獲作業。幸い蜂球を作ったのは元巣箱のすぐ近く、地上1.5mの誘導板だったので小一時間で全ての作業を完了。
捕獲した群は近所の蜂友YS氏の敷地内に預かってもらうことにし、留守中の様子は、八ヶ岳南麓の蜂ガールとして名を馳せつつあるFK嬢にお願いし夜は予定通り東京へ移動。
次に八ヶ岳に帰るのは7月20日頃になるので、これが今年最後の分蜂群捕獲ということになる。
2012/06/15
麦草峠・八千穂高原ハイク
東京国立市からバスを仕立て野草観察にみえた「国立ゆうゆう会」メンバーに現地合流。フィールドは、麦草峠〜八千穂高原。
今日、特に印象に残ったのは、八千穂自然園のギンリョウソウと、帰路、皆さんとの別れ際に食べた清里清泉寮のソフトクリーム。
目につくとつい屈みこんで花の中を覗き込んで見たくなるギンリョウソウ。遊歩道沿いの林縁のあちこちで満開の姿があった。
久しぶり食べた清泉寮のソフトクリームはなんとなくかっての濃厚な味が薄れた印象。製造方法を変更したとは聞かないので、自分の味覚が今日はそう感じたせいなのかも知れないが。
今日、特に印象に残ったのは、八千穂自然園のギンリョウソウと、帰路、皆さんとの別れ際に食べた清里清泉寮のソフトクリーム。
目につくとつい屈みこんで花の中を覗き込んで見たくなるギンリョウソウ。遊歩道沿いの林縁のあちこちで満開の姿があった。
久しぶり食べた清泉寮のソフトクリームはなんとなくかっての濃厚な味が薄れた印象。製造方法を変更したとは聞かないので、自分の味覚が今日はそう感じたせいなのかも知れないが。
2012/06/14
2012/06/13
蜜源植物:アオハダの開花
4月22日に植えつけたアオハダがやっと開花。写真では大きく見えるが直径1〜2mmの小さな花。
よほど注意して見ないと花が咲いていることにさえ気づかない程だが、ニホンミツバチは好んで訪れる。今日はまだミツバチの姿は見えない。
よほど注意して見ないと花が咲いていることにさえ気づかない程だが、ニホンミツバチは好んで訪れる。今日はまだミツバチの姿は見えない。
2012/06/05
2012/06/04
ミツバチは巣立ち、フクロウはまだ
もうとっくに巣立ってもいいはずのフクロウの雛がなかなか巣箱から出ようとしない。その上、ここ数日は親鳥が餌を運ぶ姿も確認されていない。少々不安になり、今日は早朝からフクロウ巣箱の観察へ。
出かける前に庭のミツバチ巣箱を一巡してみると、先日逃去を企てた丸太巣箱群も通常の静かな出勤風景。であればと、Sスクリーンを外して外出した。
+ + + + +
雛はまだ巣箱から顔を出しこちらの様子を見ている。昼間に巣立つことはまずないだろうと、今日のフクロウ観察は早めに終了。
そして山荘に帰ってみると丸太巣箱がもぬけの殻。いつものように主人の留守を狙っての逃去だ。せめてもの慰めは巣箱に残された3枚の巣板。TBHの三角バーに沿って綺麗に作られている。
2012/06/03
2012/06/02
フクロウの親子
フクロウ巣立のハイシーズン。巣箱に近づくと“キャンキャン”と子犬のような鳴声がするのは、近くの梢で警戒中の親鳥が「それ以上雛に近づくな!」と威嚇している声。巣箱に近づき過ぎると、時には背後から頭をめがけて飛びかかってくる。
一昨日に見た巣箱の雛はその日の夜に巣立ち、写真の雛が次の巣立ち候補。羽毛も色づき、体つきも逞しくなってきた。
去年この巣箱から巣立った雛は2日後に死骸で見つかった。次々と待ち受ける自然界の試練。生きることの大変さは人間だけのものではないようだ。
高校生もミツバチも幸せ者
校内敷地に設置した待ち箱に自然巣からの分蜂群が飛来したとの一報を受け、夕刻その様子を見に長野県富士見高校へ。
校外から飛来した分蜂群が、養蜂部員の見ている目の前で、待ち箱の中へ次々と入って行ったそうだ。
飼育しているミツバチの分蜂出奔はしばしば目にできるが、自然巣からの分蜂群が自分達が設置した待ち箱に入城する光景は、よほどタイミングが合わないと見ることができない。
それが見られた高校生達は幸せ者。きっとハラハラドキドキしながら見つめていたはずだ。
そして、ここを新しい住まいに選んだミツバチ達もまた幸せ者だ。
近くに造成中のビー・ガーデンは既に蜜源植物の植え付けは終えたようなので、今年の夏にはタップリと花蜜を提供してくれるはず。その上、なんといってもここでは高校生達の愛情を一身に受ける生活が約束されている。
ちなみに、今日は「親子でハニー・ウォーク」の開催日。同校養蜂部の元祖三羽がらす(TN君は居なくて雌鳥の2羽だけだったかもしれない?)も参集して、幼稚園児などたくさんの参加者を集めて楽しい一日を過ごしたようだ。
最初に我家を訪れた時にはまだ新人だった現役部員のKS嬢も、今ではすっかりベテラン蜂ガールに成長し、富士見高校養蜂部の中核メンバーとして活躍している姿を見るのもまた嬉しいこと。
備考:
今回入居した待ち箱はアクリル板の観察窓付き。開発者の軽井沢TN氏は、待ち箱にアクリル窓を付けることには随分と迷いがあったようだ。でもこの春の捕獲実績から判断する限りでは、特にアクリル板観察窓が待ち箱としての性能を低下させる要因にはなっていないらしい。
校外から飛来した分蜂群が、養蜂部員の見ている目の前で、待ち箱の中へ次々と入って行ったそうだ。
飼育しているミツバチの分蜂出奔はしばしば目にできるが、自然巣からの分蜂群が自分達が設置した待ち箱に入城する光景は、よほどタイミングが合わないと見ることができない。
それが見られた高校生達は幸せ者。きっとハラハラドキドキしながら見つめていたはずだ。
そして、ここを新しい住まいに選んだミツバチ達もまた幸せ者だ。
近くに造成中のビー・ガーデンは既に蜜源植物の植え付けは終えたようなので、今年の夏にはタップリと花蜜を提供してくれるはず。その上、なんといってもここでは高校生達の愛情を一身に受ける生活が約束されている。
+ + + + +
ちなみに、今日は「親子でハニー・ウォーク」の開催日。同校養蜂部の元祖三羽がらす(TN君は居なくて雌鳥の2羽だけだったかもしれない?)も参集して、幼稚園児などたくさんの参加者を集めて楽しい一日を過ごしたようだ。
最初に我家を訪れた時にはまだ新人だった現役部員のKS嬢も、今ではすっかりベテラン蜂ガールに成長し、富士見高校養蜂部の中核メンバーとして活躍している姿を見るのもまた嬉しいこと。
備考:
今回入居した待ち箱はアクリル板の観察窓付き。開発者の軽井沢TN氏は、待ち箱にアクリル窓を付けることには随分と迷いがあったようだ。でもこの春の捕獲実績から判断する限りでは、特にアクリル板観察窓が待ち箱としての性能を低下させる要因にはなっていないらしい。
2012/06/01
風呂好きのミツバチ
庭で三次分蜂群の取り込み中に突然の来客。
「風呂場にハチがたくさんいて困っている。なんとかしてくれませんか?」客人は、近くに住む陶芸家のご主人だった。
訪ねてみると、カナディアンログハウスの外壁からニホンミツバチが盛んに出入りしている。巣門前を飛び交う蜂の数から推測するとかなり大きな群。十年以上も前からここに住み続けているのだと言う。
正規の外壁の出口でなく、ログの隙間を縫って浴室に出てきた一部のミツバチが、外へ出ようと明るいガラス窓に群れている。力尽きて死に絶えたミツバチの死骸が、毎日チリ取り一杯分ほども床に積もるらしい。
我家の山荘にミツバチが住み着いたのも浴室の天井裏だった。十年ほど前の出来事。浴室のログ壁に滲み出てきた液体を舐めてみると甘いハチミツ。天井裏をのぞいて見ると巨大なミツバチの巣板が何層にもなってできていた。
陶芸家宅のミツバチと我家のミツバチが姉妹関係にあったことに疑問の余地はない。住み始めた年代がほぼ同じだし、どちらもお風呂好きという性格もそっくりだ。
それ以上に興味深いのは、天井裏の群が10年もの長期に渡って住み続けていること。(最後は屋根工事で強制撤去してしまったが、我家の群も確か6年以上は住んでいた。)
素人養蜂家が、冬のミツバチ消失の原因を求めて色々と理屈を捏ねているその時に、同じ地域に住む天井裏のミツバチ達は、スムシやオオスズメバチに壊滅させられることもなく、貯蜜不足で凍死することもなく、農薬禍も被らず、女王の産卵能力低下も起きず、だから逃去もしないで、同じ群が同じ場所に10年以上も住み続けている。
ログハウス内部の防寒効果のせいだけではなさそうだ。去年の分蜂では、巣箱を嫌って軒天の天井裏に居を構えたケースも2度経験している。天井裏には、ミツバチの飼育管理に係わるなにか重大な秘密が隠されていそうな気がしてきた。スイスやスロベニアのビー・ハウス(蜂小屋)もそんな効果があってのことかもしれない。
陶芸家ご主人との話合いで . . .
「風呂場にハチがたくさんいて困っている。なんとかしてくれませんか?」客人は、近くに住む陶芸家のご主人だった。
訪ねてみると、カナディアンログハウスの外壁からニホンミツバチが盛んに出入りしている。巣門前を飛び交う蜂の数から推測するとかなり大きな群。十年以上も前からここに住み続けているのだと言う。
正規の外壁の出口でなく、ログの隙間を縫って浴室に出てきた一部のミツバチが、外へ出ようと明るいガラス窓に群れている。力尽きて死に絶えたミツバチの死骸が、毎日チリ取り一杯分ほども床に積もるらしい。
我家の山荘にミツバチが住み着いたのも浴室の天井裏だった。十年ほど前の出来事。浴室のログ壁に滲み出てきた液体を舐めてみると甘いハチミツ。天井裏をのぞいて見ると巨大なミツバチの巣板が何層にもなってできていた。
陶芸家宅のミツバチと我家のミツバチが姉妹関係にあったことに疑問の余地はない。住み始めた年代がほぼ同じだし、どちらもお風呂好きという性格もそっくりだ。
+ + + + +
それ以上に興味深いのは、天井裏の群が10年もの長期に渡って住み続けていること。(最後は屋根工事で強制撤去してしまったが、我家の群も確か6年以上は住んでいた。)
素人養蜂家が、冬のミツバチ消失の原因を求めて色々と理屈を捏ねているその時に、同じ地域に住む天井裏のミツバチ達は、スムシやオオスズメバチに壊滅させられることもなく、貯蜜不足で凍死することもなく、農薬禍も被らず、女王の産卵能力低下も起きず、だから逃去もしないで、同じ群が同じ場所に10年以上も住み続けている。
ログハウス内部の防寒効果のせいだけではなさそうだ。去年の分蜂では、巣箱を嫌って軒天の天井裏に居を構えたケースも2度経験している。天井裏には、ミツバチの飼育管理に係わるなにか重大な秘密が隠されていそうな気がしてきた。スイスやスロベニアのビー・ハウス(蜂小屋)もそんな効果があってのことかもしれない。
+ + + + +
陶芸家ご主人との話合いで . . .
- ミツバチは神の使い、縁起の良いことなのでこのまま屋根裏に住まわせることにしましょう。
- 浴室問題は、ログの隙間に詰め物をすることで対応しましょう。(次々と新しい通路を見つけるミツバチとのイタチごっこになることは覚悟の上で。)
登録:
投稿 (Atom)