2017/02/21

Sudi Bismaさんの新しいココ椰子蜂洞

バリ島ウブドに住むSudi Bismaさん、私に譲ってくれた後、新しいココ椰子蜂洞をまた手に入れたようだ。彼のブログを見ると、レストランの店先の軒先に新しい巣箱が吊るされている。今度の蜂洞は雨や直射日光を遮るための屋根付きへと進化している。
(上写真はSudi Bismaさんのブログから拝借したもの)

2017/02/06

多摩丘陵の里山


日本随一の住宅開発の波に襲われた多摩丘陵だが、地域の篤農家や市町村の保全事業、あるいはボランティア有志の活動で昔ながらの里山が今でも結構残されている。

今日散策した奈良ばい谷戸万松寺谷戸もそんな地区の一つ。梅はもう満開で畦道には青草が生え始め、春の到来は八ヶ岳南麓より2〜3ヶ月も早そうだ。

2017/02/05

多摩丘陵の蜜蜂巣箱

多摩丘陵を歩くとミツバチ巣箱が意外と多く目に入る。半日ほどの散策で5〜6箇所の巣箱に出会うのもそう珍しいことではない。巣箱密度は八ヶ岳南麓より高いかもしれない。

日当たりの良い畑の隅に置かれた巣箱。すでに分蜂のリーハーサルと思えるほど多くのセイヨウミツバチが活発に舞っていた。鉄条網でしっかりと囲まれているのは熊対策ではなく人間対策とお見受けした。
雑木林の林縁で朽ち果てていた巣箱。周りにスズメバチトラップが吊るされ、2段積み巣箱の中には巣枠が残されているところを見ると、待ち箱としてではなくここで飼育していたのだろう。なぜ捨て置かれることになってしまったのか、その理由が気にかかる。
谷戸の奥まった畑地の日当たりの良いコーナー、一見して待ち箱好ポイントと思われる場所に置かれていた。木製の巣箱置き台に、里山の景観に配慮した設置者の思いが伺われる。

墓地への登り道で見かけた待ち箱。峠の切り通しを吹き抜ける風がちょっと気になるが、墓所とミツバチの相性はどこでも良いようだ。

全てLA式巣箱に統一された9台の巣箱。遠くから双眼鏡でのぞいた限りでは、出入りしている蜂はセイヨウミツバチのようだった。”趣味の養蜂家”ではなさそう。

今は2群しか見当たらないが、巣箱を設置するブロックの数、養蜂用具をしまっておく物置小屋の大きさなどから通常はもっと多くの群を飼育していることが伺われる。ダンボールでの防寒巻きも手際が良い。こちらもセミプロ養蜂家と拝察した。

2017/02/04

多摩丘陵の野鳥

多摩丘陵平山城祉付近の里山を散策していて出会った野鳥たち。思いのほか種類に富んでいた。

モズとともに冬の里山の常連客ジョウビタキ(♀)。オスは良く見かけるがメスの姿を見るのは稀。(or 出会っても気がつかない?)

ルリビタキ(♀)。オスほど瑠璃色一色ではないが、尾羽のワンポイント瑠璃色がかえってよく目立つ。

鵺(ヌエ)で知られるトラツグミ。チラチラとこちらの様子を伺いながらいつまでも逃げようとしない。怪鳥、地獄鳥などとオドロオドロシイ名前で呼ばれるわりには人懐っこい。
竹藪道から突然現れた人間にビックリして枝の上に飛びあがったコジュケイ(♂)。6〜7羽が連れだって畑地で餌を啄ばんでいた。

侵略的外来種ワースト100選にも選ばれているガビチョウ。自分の意思で日本の山野に棲みつくことになったわけでもないのに、よそ者としていつも白い目で見られる。
そして雑木林の上空にはノスリの姿。

2017/02/01

清里湖のオシドリ


清里ライン(国道141号線)を走っていて木枝の隙間からチラッと見えた清里湖、氷解した水面に水鳥らしい影。もしや!と湖岸に下りてみると期待に違わずオシドリが170〜200m離れた対岸の湖壁に群れていた。大雑把なカウントでも250羽をくだらない数のオシドリの大群だった。

これまでも晩秋にドングリを食べに来るオシドリはよく見かけたが冬の結氷した清里湖にこれだけの数のオシドリが集まっているのは初めて見た。
すでにペアを組んだらしい番(ツガイ)の姿も多い。
鴛鴦之契(えんおうのちぎり)で有名だったが、実は毎年パートナーを替え、抱卵も育雛もメスだけに任せてオスは一切協力しないという生態が知れ渡ってしまったせいか、最近の結婚式では「オシドリ夫婦のように . . .」と言う祝辞はめっきり聞かれなくなった。