雑木林の林縁で朽ち果てていた巣箱。周りにスズメバチトラップが吊るされ、2段積み巣箱の中には巣枠が残されているところを見ると、待ち箱としてではなくここで飼育していたのだろう。なぜ捨て置かれることになってしまったのか、その理由が気にかかる。
谷戸の奥まった畑地の日当たりの良いコーナー、一見して待ち箱好ポイントと思われる場所に置かれていた。木製の巣箱置き台に、里山の景観に配慮した設置者の思いが伺われる。
墓地への登り道で見かけた待ち箱。峠の切り通しを吹き抜ける風がちょっと気になるが、墓所とミツバチの相性はどこでも良いようだ。
全てLA式巣箱に統一された9台の巣箱。遠くから双眼鏡でのぞいた限りでは、出入りしている蜂はセイヨウミツバチのようだった。”趣味の養蜂家”ではなさそう。
今は2群しか見当たらないが、巣箱を設置するブロックの数、養蜂用具をしまっておく物置小屋の大きさなどから通常はもっと多くの群を飼育していることが伺われる。ダンボールでの防寒巻きも手際が良い。こちらもセミプロ養蜂家と拝察した。