2011/04/28
2011/04/27
2011/04/26
2011/04/25
突然の雪
そろそろ分蜂の予兆があるのでは、と急いで帰って来た八ヶ岳。予想以上にまだ寒さが残り、昼間の気温は10度を越えることがない。11時過ぎ頃から降り始めた雪は、見る見るうちに庭一面をうっすらと白く覆った。
去年の分蜂第一号 は5月4日。今年はまだ雄蜂誕生を示す巣房蓋も見られない。分蜂シーズンは例年より遅く始まるのかも知れない。
夜10時の気温2.6度。もちろんストーブを焚きっぱなしの一日。
2011/04/24
ヒメシャラの植樹
何の樹を、何処に植えるか?二年越しのWS夫妻の課題にやっと結論が出たようなので、その植栽作業の加勢に週末は箱根へ。
伐採した檜の跡地にヒメシャラを植付ける、というのが今回の第一期工事のプランだ。現場監督はWS夫妻の愛犬メイ。
ひどい風雨で土曜日は一切外仕事ができず、日曜日、半日少々だけの作業になったが、なんとか10本のヒメシャラを敷地内の傾斜地に沿って植付けるところまでは終了。
後は二列に植え込んだヒメシャラの間に散策路を造れば、数年後にはシャレた“ヒメシャラの小径”になるはずだ。
以前は高木の檜で遮られていた富士山が、リビングの大きなガラス窓を通して全身を現すようになった。富士の姿があると一層“箱根の別荘”の雰囲気が出てきた。
2011/04/22
多摩」森林科学園のイタヤカエデ
2011/04/17
丸太巣箱のリフォーム
1) 分蜂トラップとTBH飼育巣箱との併用
2) アクリル観察窓を装着
+ + + + +
外壁に張った化粧杉皮は分蜂トラップとしての性能が上がるのではとの期待から。以前、伊那のグリーンファームで杉皮で被ったトラップを見たことがある。養蜂王国伊那谷でのこと、それなりの実績や知恵があってのことに違いないと真似てみることにした。
アクリル板観察窓は分蜂捕獲トラップとしてはマイナス要因かも知れない。ただ、去年製作した2台の観察窓付き巣箱は非常に重宝している。生態観察だけでなく、飼育管理にも便利なので、この巣箱にもあえて取付けることにした。
トップバーの変更点:
バー長を320L mm に
(従来=260mm。バー長で巣板形状に変化が出るか?)
板幅を30mmにしトップバーの間に隙間を
(従来=33mm幅で密着型。3mmの換気用隙間を。)
バーを無頭釘で固定
(従来=板幅で設定。湿気で生じるバー板の伸縮による中心線間隔のずれを防止。)
バー両サイドに約60mmの△ガイドなし部分を
(巣板の壁面密着問題を減少できるか?)
2011/04/15
諦めない
去年3月に植菌した椎茸原木、結局この一年間は一個の椎茸も芽を出さなかった。
「皆さん、植菌直後は一生懸命面倒を見るけど、いつの間にか放ったらかして、ホダ木を乾燥させてダメにするんですよね。」
薬用植物園の「きのこ栽培教室」で講師の柴田先生の言葉をほろ苦く思い出しながらほぼ諦めかけていた矢先、椎茸栽培の先達野辺山のOS氏から鞭撻のメールが。
芽が出るまでに2-3年かかることもあります。まだ、失敗ではありません。これからと、じっと待ってやって下さい。2年目、3年目に突然生えてくるから諦めてはダメですよ。早速、クロガネヤ韮崎店で寒冷紗と灌水チューブを購入。OS氏の言葉を信じ、もう少し真面目に、そして気長にケアすることにした。
2011/04/14
分蜂誘導板の設置
分蜂シーズンに備え、分蜂蜂球誘導板の取付作業を。
設置位置は例年蜂雲ができる庭の開けた中空を囲む形で5箇所、テラスに置かれているTBH観察巣箱用誘導板2箇所、の合計7台。
誘導板に適した素材に関しては、桜樹皮、古竹、杉皮、. . . など諸説がある。
ここ数年色々違った素材を試して見たが、今年はガーデニング用品の人工杉皮で統一することにした。ホームセンターで容易に入手でき価格も1m約300円(25cm幅)とお手頃。分蜂群が好んで使用してくれることも既に確認済みだ。
昨年まで誘導板は蜂雲の高さに合わせてやや高い位置に設置してきた。
ただ、位置が高過ぎると蜂球を直接巣箱へ移すことが困難になる。一度ネットに取込み、次にそれを新居巣箱に移す、という二度手間になり、人間だけでなくミツバチにとっても負担が大きい。滑車付き誘導板という手もあるが毎年仕掛けをセットするのも少々面倒だ。
「敷地外へ逃亡しない」+「できるだけ低い地上高」が両立するベストポジションを探ろうと、今年は敷地南のカラマツの地上高2mと4mの位置に、同一素材・同一形状の誘導板を設置して様子をみることにした。(④と⑤)
2011/04/13
2011/04/11
里山ウォーク 七里岩台地
道端には、ツクシ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、イヌナズナ、オオイヌノフグリ、. . . など、人里に咲く春の定番野草が。
雑木林の林縁には満開のシュンランの姿もチラホラ。葉陰に隠れるように咲く花は控えめで楚々。
丘一面をピンク色に染める新府の桃はまだ開花していなかったが、真っ白で清楚なスモモの花は見頃。
春霞みの雪の南アルプスを背景に咲く桜やコブシの花はいかにも山国の春の風情。
2011/04/09
2011/04/08
2011/04/06
2011/04/04
キムチ風ミツバチ給餌器
試用結果は思いのほか良好。ミツバチが溺死する心配は全くなく、砂糖液の水位変化から給餌量やミツバチの食欲が正確に読み取れるのも便利だ。廃品利用という点でも好ましい。
製作は至極簡単。
- 入念に洗って食品の残滓や残り香がないようにする。
- 容器本体の上縁近くに錐でごく小さな穴を開ける。(注)
- 砂糖液を入れてしっかり蓋をし、逆さにして巣門前に設置する。
(巣箱の形状によっては巣箱内部に設置することもできる。)
使用する廃品はキムチ用プラスチック容器がお薦め。もちろん、味噌用でもOKだが、蓋の密封性はキムチ容器が優れているようだ。必要以上に砂糖液が流れ出るということがない。そして、容器形状は四角より丸形の方がベターのようだ。丸形は気温や太陽光での変形を受けにくい。
ということで、もっぱら備後漬物(の「和風キムチ」の空き容器が気にいっている。キムチ漬も甘口で美味しいので容易に空容器が手に入るのも好都合。
注記:
錐穴は、巣門方向に2〜3センチ間隔で5〜10個、巣門の反対方向に1〜2個を開ける。反対方向錐穴は他の巣箱から飛んできたミツバチやスズメバチ用。無用の喧嘩を軽減するため。
錐穴は、中の砂糖液がジワ〜リと水玉ができる程度のサイズで、できるだけ容器の縁に近い位置。大き過ぎると必要以上に液が流れ出るし、縁から離すと最後の液が飲めなくなる。
2011/04/01
春の給餌
やっと春の陽気。日中の気温も10度を越えた。全ての巣箱の防寒シェルターを外し、必要な群に給餌を開始。
特に給餌が急がれるのはTBH簡易観察巣箱群(B群)。東京から移動する時の巣箱重量計測では「即刻給餌が必要」の状態だった。
ところが、移動直後にぶり返した寒波が予想以上に長引き、その上先月は山荘を留守にする日が多く、結局今日まで給餌のタイミングを逸した。早春の蜜源花が開き始めるまで群を維持できないかも知れない、と半ば覚悟をしての遅ればせの給餌。
案の定、巣門前に給餌器を置くと我先にと群がってくる。観察窓からのぞいて見ると、幸いなことにまだ蜂数は思ったほど減っていない。給餌で女王蜂の産卵が活発になれば、なんとか群の勢力を回復できそうにも見える。
+ + + + +
今年は3月上旬の寒さが例年以上に厳しかった。去年はもうとっくに咲いていたダンコウバイもまだ開花の気配が見えない。冬入り前の貯蜜が少なかった蜂群にとってはかなり厳しい冬越しになったに違いない。
(2009年〜2011年、2月〜3月の最低気温比較。気象庁大泉観測地点のデータから)
MEMO:
(1) 「ABC and XYZ of BEE CULTURE」によると、冬期間の緊急給餌には製菓材料のフォンダン(fondant)が使い勝手も良く有効とある。次の冬には試してみたい。
(2) 防寒シェルターを装着していても容易に観察窓が開けるような防寒シェルターの工夫が必要。これも来冬の課題。
追記:4/3
日中は温かいようでも夜間は気温が氷点下まで下がる日が続く。防寒シェルターの取り外しは少し急ぎ過ぎたかも知れない。
(1) 「ABC and XYZ of BEE CULTURE」によると、冬期間の緊急給餌には製菓材料のフォンダン(fondant)が使い勝手も良く有効とある。次の冬には試してみたい。
(2) 防寒シェルターを装着していても容易に観察窓が開けるような防寒シェルターの工夫が必要。これも来冬の課題。
追記:4/3
日中は温かいようでも夜間は気温が氷点下まで下がる日が続く。防寒シェルターの取り外しは少し急ぎ過ぎたかも知れない。
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