そんな疑問を解明しようと「アカハラ」のキーワードでGoogle検索をかけると、ヒットするのはアカデミック・ハラスメントの略称「アカハラ」についてのサイトばかり。であればとキーワードを「アカハラ(スペース)繁殖」でやってみると今度は「アカハライモリ」についての記事がぞろぞろ。
ネットが世間の関心事を示すバロメーターであることを考えると、野鳥アカハラはかなり影が薄いようだ。そんなわけで、アカハラの婚姻色に関する疑問はいまだ未解決のまま。
. . . 私は唐松の枝に蛙の肉の仕掛をして、夕焼が凋せるまで待ってゐたがヂバチは一匹も來なかった。運が惡かった。というのが本人の唯一の実体験らしいということが分かってしまうと、なんとなく作品の説得力も萎えてしまう。
心弾ませて描く蜜蜂家族の四季 . . . 驚異の蜜蜂世界を生き生きと描き、自然と人間が織りなすドラマを刻む最新エッセイ。という帯広告コピーからも、凡人の自分には思いもつかないような視点からの養蜂生活が描かれているに違いない、と期待を持って読み始めたが、蜜蜂に刺される怖さの話ばかりがやけに目立って少々ガッカリさせられた。