2023/11/25

東京のニホンミツバチは活発

野川沿い遊歩道のニホンミツバチ自然巣、今日もハタラキバチが忙しそうに出入りしている。花粉を持ち帰る蜂が多いところを見ると、この時期でも巣内では産卵〜蜂児誕生が盛んなのだろう。やはり、八ヶ岳南麓のミツバチとはずいぶんと生活サイクルが違うようだ。(11/25  12:20 撮影)

2023/10/30

原種シクラメン

2年前札幌の園芸店から苗を取り寄せて植えた原種シクラメン、八ヶ岳南麓の気候や庭の土壌があっていたようで、全ての株が根付きそれぞれの塊茎は順調に大きく育っている。

タキイ種苗のWEBによれば、原種シクラメンは自分のこぼれ種でドンドン増え、環境さえ合えば何年も生きながらえる長寿の野草で、イギリスでは100年を超えて栽培されている塊茎もあるそうだ。

手入れもほとんど必要なく花期も思った以上に長い。冬場はほとんど花のない我が家のロックガーデンでは貴重な花になってくれそうだ。

2023/09/25

野川遊歩道のミッチバチ自然巣

自宅から1キロ足らずの野川沿いの遊歩道で見かけたミツバチの自然巣、それもニホンミツバチだ!

この十数年間、ミツバチの姿を求めて都内を歩き回ったが、見かけるのはほとんどがセイヨウミツバチ。こんな身近でニホンミツバチの自然巣に出会うとはなんともラッキーだった。

この自然巣群が無事冬を越し、来年の春に分蜂してくれるかどうか?この冬の散歩の楽しみが増えた。


2023/08/28

伊豆大島のバス停

美味しい魚を食べようと出かけた伊豆大島旅行で見かけたバス停ポール、大島観光の有名スポットの「地層大切断面」前のバス停に立っていた。

地層大切断面は高さ約30メートル、長さ約700メートルにわたって続く縞模様の断層。おおよそ1500020000年の間に100200年ごとに繰り返し発生した大噴火による降下火砕物が堆積してできたらしい。この地層の下には、海面までさらに約5000年以上の噴火の歴史が重なっているそうだ。

1953(昭和28)年、島周回道路の建設工事で山を削った時に偶然見つかった世界的にも貴重なジオパーク。その形状から地元では「バームクーヘン」とも呼ばれている。そこで、バス停看板をバームクーヘンを模したデザインにし、そのバームクーヘンにフォークを刺すという念の入り用のデザインが微笑ましい。

2023/08/14

オニグモの網張り

「夕べあったクモの巣、今朝はないね」. . . 夏休み山荘に遊びに来た4歳の孫の言葉に教えられて、翌日から注意して見ていると、確かに軒下の蜘蛛の巣は、夜寝つく頃には通路を邪魔するほど大きく拡がっているが、翌朝目を覚ます頃には跡形もなく姿を消している。そして、それが毎朝、毎晩繰り返して起きている。

ネットで調べてみると . . . 

オニグモは、昼間は軒下などにじっとしていて、暗くなるとそこから出てきて網を張る。そして夜明け前にはその網を片付けてから軒下へ帰る、と書かれている。


「昆虫記」で有名なフランスの博物学者ファーブルは、クモは網を片付ける時糸を丸めて食べ、夜にはその糸をおなかから出して再び網作りに利用する、というオニグモの不思議な生態を発見し世間の耳目を集めた。


ところが、後世のクモ学者の間でファーブルの説に疑問を呈する人が増え、ファーブルの説は否定されることになったらしい。「オニグモは、丸めた糸の固まりをしばらく口にくわえているが、その後口から弾きとばして捨てる。丸めた糸に食べ残しの小さな虫などが入っているとそれを食べることもあるので、ファーブルはたまたまそんな場面を見て誤解したのだろう」というわけだ。


しかし、その後オニグモが実際に網を食うことが改めて実証され、またクモの網に放射性同位体を与えて検査・分析した結果、早朝丸めて食べた糸と同じものがその日の夜の網作りで使用されていることが科学的に証明され、ファーブルのリサイクル説は再び蘇った。


これまで何気なく見ていた蜘蛛の巣だったが、その背後にこんなオニグモの生態や、専門家の論争があったことをこの歳になって初めて知った。

2023/07/18

Bee Crossing

父の日プレゼントとしてもらった「BEE CROSSING」のサインボート、”ハチに刺されるよ!”を多少柔らかく表現した「立入り禁止」の警告板のようだ。

アルミ板で作られた米国製ボードはただの警告板として使うにはもったいないほど良くできている。で、エクステリア装飾として使うことにし、ボードの英文メッセージは「立入禁止」ではなく、”BEE FRIENDLY ZOON”、あるいは ”ここはミツバチサンクチャアリーです” と読んでもらうことにする。

こんな看板を掛けるとミツバチを飼っていることが分かるので巣箱が盗まれるよ、と忠告してくれる人もいるがその時は諦めるしかないだろう。

2023/06/26

ハスカップジャム


2年前に植えたハスカップの株が順調に育ちかなりの数の実が収穫できたので、初めて自家製ハスカップジャムに挑戦することにした。ハスカップは北海道の湿地や高地に自生する野生のベリー。ビタミンC、カルシウム、鉄分だけでなく、ペリフェノールを多く含み不老長寿の果実として、アイヌの人たちに親しまれてきたそうだ。近年、ハスカップジャムは北海道観光旅行のお土産としてすっかり定着しているようだ。

やや酸味が強い味はヤマブドウジャムと同じような”自然”を感じる。朝食のトーストやヨーグルトと一緒にしばらく楽しめだけの量が収穫できた。

2023/06/25

レンゲツツジと、ノビタキと、グライダー。


朝目を覚ますと晴天。であればと霧が峰高原まで1時間ほどのドライブに。予期していなかったが霧ケ峰高原は今レンゲツツジが満開。何度も来ている霧が峰高原だが、レンゲツツジがこんなに多く自生しているとは知らなかった。

そのレンゲツツジのブッシュの中で、子育て中のノビタキが虫を追いかけて飛び回り . . .

ノビタキに負けじと、霧ケ峰高原名物のグライダー野郎たちも晴天の青空に向かって次々と飛び立っていた。

2023/06/09

ミヤマオダマキ

6月4日、白馬五竜高山植物園での「学芸員とまわる植物園散策ツアー」に参加し、お土産にミヤマオダマキの苗をいただいた。以前、スイストレッキングで見かけたオダマキ(Aquilegia vulgaris/Ranunculaceae)の仲間で、亜高山〜高山帯に自生する野草らしい。ロックガーデンの仲間に加えることにした。

白馬五竜高山植物園のミヤマオダマキ(下写真)のような背景はないが、濃紫色の花がいかにも高山に咲く野草の雰囲気。ていねいに育てて株数を増やそうと思う。



2023/06/04

姫川源流


白馬の五竜高山植物園を訪れた帰路姫川源流に立ち寄った。20年ほど以前になるが、姫川源流へは福寿草を見に来たことがある。姫川源流周辺は、その後ずいぶんと整備されたようで、記憶にある当時の面影はない。

まだ残雪がある山並みの遠景と、田植えを終えたばかりの田圃の組み合わせは、”これぞ信濃の春”の情景 。

白馬五竜高山植物園


この週末、白馬五竜高山植物園は今年最初の早期特別開園日。シラネアオイとサンカヨウの花が見られるのではと、急遽信州白馬へ一泊二日のドライブ旅行を計画した。

開花した野草はまだそう多くはないだろうと大きな期待はしていなかったが、あにはからんや、満開のシラネアオイやサンカヨウだけでなく、イワヒゲ、ハクサンコザクラ、ウルップソウ、チョウノスケソウ、ミヤマオダマキ、チングルマ、コマクサ、ミネズオウ、トキワヒマハギ、クロユリ、. . . と、実に数多くの満開の花を見ることができた。

2023/05/19

初めて見たウグイスの水浴び

鳴き声はすぐ近くで聞こえてもなかなか姿は見せることのないウグイス、今日は珍しく水浴びする姿をゆっくりと見せてくれた。

2023/05/18

”通い徳利”にシジュウカラ


近年ではあまり見かけなくなった”通い徳利”(別名、貧乏徳利、牡丹徳利)。ガラスの一升瓶が普及する以前の江戸後期から昭和初期にかけはずいぶん使用されていたらしい。客は量り売りで酒を買い、この徳利に入れて自宅へ持ち帰る。徳利は酒屋が販促用として常連客に貸し出すのが商習慣だったようだ。

ずいぶん以前、高幡不動尊ござれ市で手に入れた通い徳利をベランダの片隅に置いていたらその小さな口からシジュウカラが盛んに出入りしていることに今日気づいた。親鳥が留守にした時を見計らってスポットライトを照射して中を覗き込んで見ると壺の底に巣材が敷かれ、その上に9個の卵が産み落とされていた。

徳利の高さは30cm以上もあり、巣材の位置から出口までかなりの距離がある。徳利の中には羽ばたけるだけのスペースもなさそうだし、逆傾斜の陶器壁面をボルダリング的に登ることはまず無理だろう。産まれたばかりでまだ羽根の力が弱い雛が果たして壺の口から這い出せるだろうか?巣立ちが迫ったら徳利を横倒しにし外に出易いようにしてあげた方がいいだろうか?
親鳥たちが選択した営巣場所なのだから杞憂であろうがなんとも気になる。



2023/04/03

ミスミソウ

ロックガーデンでミスミソウ(学名:Hepatica nobilis)が開花。雪割草とも呼ばれる春告げ花。昨年秋、札幌の園芸店から仕入れて植え付けたものだが、八ヶ岳南麓の厳寒を無事耐え凌いでくれた。

2023/03/03

深大寺のだるま市


3日4日は深大寺のだるま市。4年振りにおねり行列が出るとあってかなりの人出。手に入れた達磨の開眼*(注)をしてもらおうと、境内には初詣の時に匹敵するような長い行列ができていた。

(注) 僧侶が、阿吽(あうん)の呼吸の「阿」の字を達磨の左目に書き入れて開眼し、願いが成就した時は右目に「吽」の文字を入れて寺に納めるという深大寺の風習。

2023/02/11

偵察用気球?

山梨県北杜市観光協会が運営するライブカメラに記録された映像。昨日降った雪で覆われ地上の上空にふだんは見られない球体が浮かんでいる。カメラがあるのは旧大泉村役場近くの敷地。レンズはほぼ真北に向けて設置されているので月が映り込むことはありえない。

もしやいま話題の偵察用気球では?信濃毎日や山梨日日新聞で関連ニュースを探してみてもそれらしい記事は見当たらない。