八ヶ岳南麓では、ギンランはよく見かけるがキンランは少ない。(ような気がする。個人的な感想にすぎないが)
2017/04/30
2017/04/28
オキナグサの芽吹き
山梨県では絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危機が増大している種)と、他の都道府県と比較すると状況はまだましだが、その理由は高山地帯の多い山梨の地形のおかげだろう。その高山地帯で近年は鹿の食害が激しくなっており、このままでは山梨県でも絶滅危惧I類、あるいは野生絶滅(EW)種に指定せざるをえなくなるでは、と危惧する声もある。
今日の作業内容は鹿対策としての金網張りだったがそれ以上に難しいのが人間対策。最近では、"盗掘"以上に写真撮影者の"踏み荒らし"被害が甚大、という意見もある。
2017/04/27
2017/04/26
蜜蜂巣箱の煮沸消毒
今回煮沸したのは飼育巣箱として使用するための継箱。最近我が家では、待ち箱に入居した分蜂群は飼育巣箱に移すことなく、待ち箱に継箱をしてそのまま飼育する方法がすっかり定着した。
2017/04/24
2017/04/16
ビーライニング_早春編
先月11日は地元の中高校生と一緒にビーライニング/ビーハンティング勉強会。そして昨日と今日の二日間は、そのフォローアップ講座としての野外演習。
フィールドは地元の地主さんの好意で立ち入り許可をいただいたアブラナが咲き乱れる標高800mの須玉川渓谷沿いにある休耕地。周辺に野生のニホンミツバチが生息していそうなことは分蜂群捕獲活動ですでに確認済みの場所だ。
初日の昨日は終日風が強く、午後には時おり小雨もぱらつく春冷えの気候とあってミツバチの活動はいま一つだったが、二日目の今日は快晴、無風、最高気温20度超と絶好のビーライニング日和。この冬準備しておいた7台のビーボックスもフル回転で活躍した。
計測した不在タイムは最短4分30秒から20分以上とかなり大きくばらけたが、給餌器のアニス入り砂糖液で蜜胃を満杯にしたミツバチが飛び去る方向は一定で、南南西の方向、渓谷を超えて対岸の傾斜地に広がる針葉樹と広葉樹の混合林方向だった。
今回は自然巣位置の深追いはしないで、持参した弁当を食べながら、マークしたミツバチが、給餌ポイントと自然巣の間を何度も往復する不在タイムの計測をのんびりゆっくりと楽しんだ。
演習に参加した中高校生たちが、春の陽光を浴びながらミツバチ追いに熱中している姿を見ていると、ビーライニングが新しいアウトドアライフとして日本でも受け入れられそうな予感を感じた一日だった。
2017/04/13
春のビーライニング花_菜の花
”秋のセンダングサ”に匹敵するようなビーライニング(=ビーハンティング)の花畑を探してここ数週間八ヶ岳南麓をずいぶんと歩き回ったが思った以上に苦戦した。
最終的には”菜の花畑”というありふれた結論に落ち着いたが、その菜の花の群落も八ヶ岳南麓の河川敷には意外と少ない。利根川、荒川、多摩川など、関東南部の大河川の下流域では河畔を埋め尽くすように咲いているカラシナやアブラナだが、釜無川や須玉川の八ヶ岳南麓流域ではほとんど見かけない。以前、ハルザキヤマガラシが梓川上流の上高地付近まで繁殖していたのを見かけた記憶があるので八ヶ岳南麓の気温が低すぎるせいということではないだろう。
一方、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、蕗の花などを訪れているミツバチも見かけるがほんのチラホラ程度で数は多くない。ダンコウバイ、桃、桜、. . . など、菜の花と競合する木々の花が一斉に咲き出す春の季節のビーらイニングでは、秋に比べて一層難しさが増しそうな気がする。そういえば、シーリー先生がビーらイニングに関する著作やYouTubeでのプレゼンテーションで示している写真もその多くが秋の光景のようだ。
追記:2017/05/08
4月下旬頃になると畑や空き地のセイヨウアブラやセイヨウカラシナを、5月に入ると釜無川河川敷でハルザキヤマガラシを見かけるようになった。自分の探す時期が早過ぎたようだ。
2017/04/11
2017/04/08
電柱が消えたら景色がいいで大賞
八ヶ岳南麓の玄関口、中央道長坂インター交差点の光景。「電線とノボリ旗が無ければ、甲斐駒だけでなくカリヨンももっと映えるだろうに」といつも嘆息してしまう。
旧聞になるが無電柱化民間プロジェクト実行委員会が実施したフォトコンテスト ”電柱が消えたら景色がいいで大賞”で最優秀賞を受賞したのが右写真。撮影場所は静岡県御殿場市らしいが、この最優秀賞作品と比較しても上写真の甲斐駒の景観は決して遜色のないほど”電線病”に侵されていることは一目瞭然だ。
小池都知事はずっと以前からの無電柱推進派で「無電柱化革命」という共著者でもある。昨年12月の施政方針演説で、東京都の無電柱化に力を注ぐと宣言したが、その余波ができるだけ早く山梨まで届くことに期待したい。
(無電柱化民間プロジェクト実行委員会のポスターから)
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