ビー・ハンティングの下調べにと多摩川河川敷を歩いていると、約250m離れた対岸のコゴメヤナギの木の枝に大型の鳥影。カワウやアオサギではなさそうだ。
50Xズームで撮影してみるとミサゴだった。眼下の浅瀬を泳ぐ魚を狙っている。
前回この付近の上空で
ミサゴを見かけたのは2年前のこと、「お、久しぶり」と声をかけたくなるような懐かしさを感じたがもちろん同じ個体であるはずはない。
フィシュ・オン!の決定的瞬間が撮れるのでは、とカメラを構えて待つこと数十分、シャッターチャンスが来る前にカラスがやってきてチョッカイを出し始め、それを嫌がったミサゴは下流方向に飛び去ってしまった。
センダングサの黄色い花は黒いひっつき虫に変わり、多摩川河川敷のビーハンティングシーズンは完全に終わっていた。