2008/09/16

秋の七草考(続き)


1935年、東京日日新聞が当時の著名人から一種づつ推薦してもらい「新・秋の七草」を決めたという。

その時選ばれたのは、コスモス(菊池寛推薦)、オシロイバナ(与謝野晶子 " )、ヒガンバナ(齋藤茂吉 " )、シュウカイドウ(永井荷風&辻永 " )、ハゲイトウ(長谷川時雨 " )、アカノマンマ(高浜虚子 " )、キク(牧野富太郎 " )

近年ではNHKのお天気博士 倉嶋厚氏が中心になって視聴者に募集して選定したのが、メドウセイジ、ソバ、ミズヒキ、キンモクセイ、ワレモコウ、ヒガンバナ、コスモス。

どちらも世間に定着するまでには至っていないが、“憶良の七草は . . . ?”という声が背景にあるのは確かなようだ。