高幡不動のござれ市へ。目的はヤマブドウワインの醗酵保存に使用するデミジョン探し。
いわゆる“デミジョン”という名称の商品を扱っている国内ネットショップはほとんどない。
そこで思い出したのが子供時代に見た大瓶。それはござれ市の露天で見つかった。昔田舎の納屋の片隅でこんな瓶がゴロゴロしていた記憶がある。
「径30cmx高さ45cm、2000円ポッキリ」と、サイズ、価格ともにお手頃。即購入し自宅に持ち帰ろうと、お腹の前に抱きかかえて電車の座席に座っていると、周りの乗客は怪訝な顔つきで見ている。でも目的を達して至極満足している本人にとってはそんな視線も一向に気にならない。
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![](http://1.bp.blogspot.com/-rqlzwbU5msA/UIZVNatqz1I/AAAAAAAAdtw/PrpK004TdP0/s200/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%95%E3%82%99%E3%83%88%E3%82%99%E3%82%A6%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%94_demijohn.jpg)
- ワインやビールなどの醸造用に使われる細首の大型瓶で、
- 女性の腰つきを思わせる丸みのあるデザインが特徴。
- ガラスの破損を防ぐため通常籠で包まれている。
- フランスでDame Jeanne (Lady Jane)という愛称で呼ばれいたことからdemijon(またはdemijohn)の英語名称になった、
海外のオークションサイトにはビンテージもののデミジョンが数多く出品されている。おおいに気をそそられるが、とりあえずは国産古瓶で醸造工程を始めることにした。
(右写真は、Antique Bottle & Glass Collector Magazineから拝借したもの。)