2016/11/10

カラマツ黄葉の名勝

「今年は紅葉がイマイチですね」。この秋前半の挨拶言葉だったが、後半の寒気がいつも通りの秋の色にしてくれたように思う。
以下が私版八ヶ岳南麓カラマツ黄葉名勝地。

東沢渓谷の赤い橋
赤岳を背負って映えるカラマツ黄葉。すでに散ってしまった広葉樹林の灰白色とカラマツ林の黄色の対比が美しい。
平沢峠
太平洋と日本海の分水嶺であり、ナウマン博士がフォッサマグナを発想したことで有名な峠。そこから眺める八ヶ岳東麓のカラマツ林の風景は四季折々見ごたえがある。
大泉駅上の防火帯
ほぼ南北に走る防火帯に日差しが入り込む正午前後が見頃。天空にそびえる富士山が見えるか見えないかでイメージはずいぶん違ってくる。
小荒間上の県営牧場
この場所の見頃は夕暮れ時。5分〜10分間の短時間だが、夕焼けがカラマツの黄葉を艶やかに彩り、夕焼けに染まる富士山と相まって "絵葉書"になる。