久しぶりの晴天。であればと、予定していた蜜蜂巣箱の煮沸消毒作業を後まわしにして、紅葉の名所を目指して奥蓼科方面へドライブすることにした。
最初に訪れたのは東山魁夷が「緑響く」の下絵を描い場所として有名な奥蓼科横谷峡の御射鹿池(みしゃかいけ)。この景観を「緑響く」へと昇華させた東山画伯の力は凡人には計り知れないことだが、観光バスで次々とやってくる"信州紅葉狩り"のツアー客の中には、ありふれた人造池の景色を見て、私同様「ん!」と思う人も少なくないはずだ。
ネット情報にから察すると"夕日で山が赤く染まるタイミングを狙って、川面に映る景色をめでる" という鑑賞テクニックが必要のようだ。
次に訪れた横谷観音展望台。紅葉見物のタイミングとしてはドンピシャだったようだが、数日前の台風で随分葉っぱが散ったようでやや寂しい感じがした。
ということで早々に奥蓼科を後にし、尖石考古館の見学でたっぷりと時間を使い、縄文の湯で身体を温めてから閉店間際の「たてしな自由農園原村」で野菜を調達して帰路についた。
今年の紅葉狩りは再度挑戦することになりそうだ。