2014/03/31

映画「みつばちの大地」


ミツバチはなぜ消えたのか? . . . . . 最近やや下火になった感のある蜂群崩壊症候群(CCD)の話題だが、「More Than Honey」が再び盛り上がるかもしれない。

5月31日から岩波ホールでロードショウが始まる「More Than Honey (邦題「みつばちの大地」)」は、世界各地の養蜂現場を取材しCCDを通して自然と人間の持続可能な関係を探ろうとするドキュメンタリー映画。英語版や独語版のDVDはこれまでもアマゾン経由で入手できたが、今回の日本での劇場上映版には中村純教授(玉川大学ミツバチ科学研究センター)監修の日本語ナレーションが加わる。

巣箱に模した暗室スタジオで撮影されたミツバチコロニーの組織活動、ミニヘリコプターを使って成功した女王蜂の空中交尾の実録動画、 . . . などなど、鮮明なミクロ映像でミツバチの不思議を劇場の大型スクリーンで見ることができると思うと今から楽しみだ。

同時に興味を引くのが ポスターのキャッチフレーズ(と映画のナレーション)に出てくる"問題の"アインシュタイン発言。「言った言わない」で世界のホビー養蜂家の間に炎上した論争は否定派優勢でほぼ決着がついたと思っていたが 、どっこいアインシュタイン派はまだ健在だった。


注記:
(1) “アインシュタイン発言”に関してはQuote investigatorが詳しい。
(2) 写真はMore Than Honeyを宣伝広告[Disclose]から拝借したもの。