2014/03/09

調布映画祭

7-8-9日は恒例の調布映画祭、3日間で洋画四本をはしご鑑賞した。主演、助演を問わず、今回は特に女優陣の印象が強く残る作品が多かった。

「ひまわり」(伊 1970年)
マーシャ役のリュドミラ・サベーリエワ。ソフィア・ローレンの「動」と対照的な「静かな演技」が印象的。
「レ・ミゼラブル」(英 2012年)
アカデミー賞助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイに負けず劣らずの熱演だったエポニーヌ役のサマンサ・バークス。
「ある愛の風景」(デンマーク 2004年)
戦地体験で壊れた夫を支える妻サラを演じたコニー・ニールセン。いかにも北欧映画的な"重い"ストーリーに似合っていた。
「8月の鯨」(米 1987年)
ドキュメンタリー映画を見ているようなリリアン・ギッシュとベティ・デイビスの自然体の演技。この映画が公開された2年後にベティ・デイビスが、5年後にはリリアン・ギッシュが他界。若き日の二人の写真と見比べると時の流れを感じる。