2021/05/11

レンゲツツジが開花

レンゲツツジ(Rhododendron molle subsp. japonicumの最初の一輪が開花した。レンゲツツジの木は毒を含むので牛や馬はたべない。牧場草地のあちこちにレンゲツツジの群落が見られるのはそのためだ。

養蜂業者もレンゲツツジが群生している場所では採蜜を避けると聞いたことがある。そこで山荘の敷地内で注意深く観察しているが、ミツバチがレンゲツツジを訪花している姿をまだ見たことがない。

敷地内でレンゲツツジと花期が重なる花木は、ヤマブキ、クサボケ、カスミザクラ、アイヅシモツケ、サラサドウダン、ヤマツツジ、サンショウバラ、. . . など。ミツバチは蜜源にランク付けをし、評価の高い花から順に採蜜することが研究で分かっている。ミツバチにとってレンゲツツジは評価の低い蜜源なのだろう。

ちなみに、レンゲツツジ(蓮華躑躅)の名前の由来は、”羊が食べてその毒性で歩けなくなってしまったため”との中国伝来の興味深い説もある。