2021/05/23

リンネソウ

リンネソウ(Linnaea borealis L.) が蕾をつけた。米粒より少し大きいくらいの小さな蕾だ。リンネソウは、”分類学の父”と称されるスウェーデンの植物学者、カール・フォン・リンネ(Carl von Linné)自らの名前を学名に付けたことでも知られている。

現役中は出張でスウェーデンへ出向くことが多かった。その折、ストックホルムのすぐ近く、大学街ウプサラのリンネ庭園を訪れたことがあったが、そこでリンネソウを見たかどう記憶がはっきりしない。
その後、群馬県の湯の丸高原での植物観察会でリンネソウを見てから、スウェーデンでリンネソウを見落としたことを心残りに感じていたが、札幌の園芸店が苗木を販売していることを知りロックガーデンに植えた。栽培はそうたやすくなさそうなので不安はあるが . . . 。