2008/11/02

防寒シェルター


今年は一群を東京に移さず山で冬越しさせようと、巣箱に防寒対策を施した。

内 容:
1) 湿気対策として巣箱を麻袋でラッピング(二重)
2) その周囲を外面に耐水ベニア板を接着した断熱ボード(50mm厚)で被う
3) 晴天時、太陽光の温もりを受けるよう、巣箱前面の断熱ボードは2分割し、下部ボードを取外し自由に(写真は外した状態)
4) 外面は白ペンキで塗装(蜜蜂は白色や黄色を好むとの研究論文を呼んだ記憶がある)
5) 通常60mmの巣門幅を25mm間隔に狭め、冷気の吹き込みを減らす

冬季、蜜蜂は巣中央部に集まり寒さに耐える。蜜蜂は飛翔筋運動で熱を出し蜂球内の温度を30〜35度Cに保つという。氷点下1o〜15度の厳しい環境の中で、この防寒対策で十分かどうか、一抹の不安がないでもない。
ただ、以前山荘の浴室天井裏に作った自然巣で数年間生き続けていた蜜蜂がいた。可能性は十分あるはずだ。

材料費:
1) ボリスチレン断熱材(スタイロフォーム、50mm厚)、2枚) 3,500円
2) 耐水ベニヤ板(2mm厚、2枚) 1,996円
3) ペンキ(スイセイSコート、0.7L) 1,780円
4) 麻布(2枚) 798円
(合計 8,074円)