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杜仲茶は知っていたが、杜仲の樹からゴムができるとは知らなかった。
写真は、八ヶ岳薬用植物園の観察会で、ガイドの先生が杜仲の葉で作ってくれたもの。杜仲に含まれるゴム性粘液を見せるための教材だ。
杜仲ゴムには、プラスチックの堅さ、酸やアルカリへの耐性、絶縁性能などの特色があるので、生薬としてだけでなく、工業製品原材料として多くの可能性を秘めたエコロジカル素材だそうだ。
オートバイのタイヤ、海底ケーブルの被覆材、医療用のギブス、歯の充塡材など、既に実用化されている分野もあるらしい。
杜仲の樹は、6500万年前から氷河期も生き抜いてきた「生きた化石樹」とも呼ばれる1科1属1種の珍しい植物。中国四川省原産。
色々な人に会うと、色々なことを教わる。