(八ヶ岳薬用植物園の「きのこ栽培教室」のテキストを参考に作成。写真は研修会当日のスナップ写真から。)
原木:サクラ、ハンノキ、クルミなど *WEBではエノキも良いとの記述も。
材料:ヒラタケ菌 1リットル
米ぬか 1リットル
オガクズ 5リットル
水 約4リットル
(原木0.3m3あたり=長さ 1m、直径10cmの原木30本の分量)

② オガクズが十分に吸水するまでしばらく置いた後で、菌を大豆大の玉状にほぐして① の練りオガクズに混ぜる。(粉々まで崩さないこと)

④ もう一方の原木をその上に乗せ、(オガクズから水が滲み出るくらいの強さで)上からギュッと押す。
⑤ 菌がこぼれたり、乾燥を防ぐため上下原木の接続部分にガムテープを巻きつける。
⑥ 2本の原木を紐で縛って上下原木を固定する。

⑧ スーパーの袋に入れビニール袋の口を軽く縛る。(水が貯まらないよう袋の底には前もってハサミで穴を開けておく)
. . . 以上で、仮伏せの準備完了。
直射日光が当らず、適度に風が通る場所に保管。新聞紙が乾いたら水を遣り適度の湿度を常に保つようにする。
「ヒラタケの原木栽培 [本伏せ]」へ続く . . .
蛇足:
上記は大鋸屑菌を使った短木断面接種栽培法。他に種駒を植菌する方法もあるようだ。