2011/10/19

キノコ栽培のその後

シイタケの芽は全然姿を見せず、ホダ木の近くには無数のキツネノチャブクロ(ホコリタケ)が生え出してきた。

キツネノチャブクロも、この程度の幼菌であれば食べられる。オリーブ油でサッと炒め、レモン醤油をかけて食べれば味もそう捨てたものではない。

ただ、この場所はシイタケ、ナメコ、ヒラタケのホダ場。灌水ホースまで購入し、夏の間水やりに精を出したのはお前達のためではない。癪にさわるので、キツネノチャブクロは今回は食べないことにした。

(9月中旬の様子。写真は2011/09/14に撮影したもの)

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. . . ということで、今年の収穫はこれまで採れたわずかばかりのシイタケと、味噌汁一回分のナメコでお終いだろうと諦めていた。

しばらく様子も見ないでいたが、今朝、久しぶりにのぞいて見ると、シイタケの幼菌が数個顔を出し、既に食べごろのナメコやヒラタケもかなり生えている。


シイタケとナメコは、去年、八ヶ岳薬用植物園の「きのこ栽培教室」後の3月23日に植菌し、ヒラタケは栽培教室の実習作業で植菌して7月19日に本伏せしたもの。

思いがけず、この秋もう数回のキノコ料理が楽しめそうだ。八ヶ岳薬用植物園へ感謝の報告に行かねばならないだろう。

キノコ栽培___エピローグ」へ続く . . .
蛇足:
山梨県衛生環境研究所のこれまでの2回の検査では、県内の野生きのこからは放射性物質は検出されなかったそうだ。もっとも、この歳になれば、多少のセシウムが検出されたとしても大勢に影響はないだろうが。