二日続きの雨空、軽井沢の友人TK氏からいただいたフクロウの焼き物に台座を付ける木工作業で一日を費やした。
作品は巣立ち間近のヒナに違いない。
- 夕暮れが近ずくと巣箱入口から頻繁に顔を出し、
- 巣箱出口に足を掛けてやや前屈みの姿勢で止まり、
- 親元を旅立つ不安と期待が入り混じった眼差しで遠くの空をジッと見つめる。
作者は長野県須坂市在住の荻原恒夫氏。長野県陶芸作家協会会員でこれまで数々の賞も受賞している在野の陶芸作家。我が家の梟コレクションに貴重な作品が加わった。
ちなみに台座に利用した木材は鳴戸の渦潮で洗い込まれた流木。以前転勤で神戸に住んでいた頃、淡路島へドライブ旅行して海岸に打ち上げられていたのを拾って持ち帰ったものだが、ン10年経ってやっと日の目をみることになった。