2015/09/23

この秋の蜜源花



今年の春に植えつけたカラミンサは期待以上に蜜源環境を向上させてくれた。これまでこの時期のわが家の蜜源花は、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、ナギナタコウジュなどの主要蜜源花と、ノコンギク、ハギ、クズなどの補助的な花だけ。その花蜜総量は、ミツバチ達が長い冬越しの準備をするには決して十分な量とは言えなかった。

今年はこれらの自生種の野草にカラミンサが加わったことで蜜源環境にボリューム感と連続性が出たように思う。

例年であれば山栗の花が終わってからアキノキリンソウが咲き始めるまでしばらくの蜜源ブランクがあったが、今年はその穴を花期の長いカラミンサがうまく繋いでくれている。

そんな環境の変化を喜んでいるのはミツバチだけではないようで、この秋はハチ、アブ、蝶などの昆虫も、これまではあまり見かけなかった種が数多く訪れてくる。