- Seeley教授が学生時代に読んでビー・ハンティングの手ほどきを受けた「The BEE HUNTER」が出版されたのは1949年のこと。
- 1908年出版の古書「BEE HUNTING」。ネットから復刻版を無償ダウンロードできる。
- 「ウォールデン 森の生活」で有名なヘンリー・D・ソローがビー・ハンティングを楽しんだことを日記に書いたのは1852年9月30日のこと。
そのやり方は . . .
- 花を訪れているミツバチをビー・ボックス(=餌箱)に捕獲する。
- ビー・ボックスで餌付けしたミツバチをリリースし、巣に帰って仲間を連れて来るのを待つ。
- ビー・ボックスと自然巣を往復する蜂が現れたら背中にペイントでマーキングする。
- マークした蜂がビー・ボックスを飛び立ち再び現れるまでの時間を記録する。
- 同時に蜂が飛び去る方向を方位磁石で測定し、地形図上にマッピングする。
- 推測した方向にビー・ボックスの位置を近づけ、再度方角・距離を推計する。
甲信越地方には "スガレ追い"という伝統文化がある。それとの違いは;
(1) 対象がクロスズメバチではなくミツバチ
(2) 森の中を蜂を追って走り回る体力勝負の代わりに、コンパス、地形図、タイムウォッチを使って住処を突き詰める知的遊び . . . ということのようだ。
そもそもは、ミツバチの巣を見つけ、ハチミツを収穫したり、時には木を切り倒して飼育用のミツバチ群を捕獲するという実利目的で行われたビー・ハンティングだが、今日では、花畑とミツバチの巣をつなぐビーラインを見つける知的アウトドアスポーツとして一部の自然愛好家やミツバチ愛好家の間で行われているようだ。 (右イラスト:は Harper'sWeekely vol.27, no.1402)
「近年、"養蜂" という狭い範囲に限定されてしまったミツバチと人間との関わりは、もっと広く多様な付き合い方があっていいはず」と言うのがSeeley教授の提唱。「ビー・ハンティングは、野生のミツバチ保護にもつながる」とも教授は言う。
「ビー・ハンティング」は新しいアウトドア・ライフとして日本でも愛好者を獲得できそうな気がするがどうだろうか?
(Shelley教授のビー・ハンティングの動画)
(1) 対象がクロスズメバチではなくミツバチ
(2) 森の中を蜂を追って走り回る体力勝負の代わりに、コンパス、地形図、タイムウォッチを使って住処を突き詰める知的遊び . . . ということのようだ。
そもそもは、ミツバチの巣を見つけ、ハチミツを収穫したり、時には木を切り倒して飼育用のミツバチ群を捕獲するという実利目的で行われたビー・ハンティングだが、今日では、花畑とミツバチの巣をつなぐビーラインを見つける知的アウトドアスポーツとして一部の自然愛好家やミツバチ愛好家の間で行われているようだ。 (右イラスト:は Harper'sWeekely vol.27, no.1402)
「近年、"養蜂" という狭い範囲に限定されてしまったミツバチと人間との関わりは、もっと広く多様な付き合い方があっていいはず」と言うのがSeeley教授の提唱。「ビー・ハンティングは、野生のミツバチ保護にもつながる」とも教授は言う。
「ビー・ハンティング」は新しいアウトドア・ライフとして日本でも愛好者を獲得できそうな気がするがどうだろうか?
(Shelley教授のビー・ハンティングの動画)