2016/07/10

”目からウロコ”術の実践


今年の分蜂はいつまでもダラダラと続く。昨日の朝9時過ぎ頃から一群がそれらしい気配を示し始めた。
我が家の蜂場周辺の蜜源環境ではこれ以上飼育群を増やせる余力はない。で、昨年知った北ドイツ、リューネブルガ荒野(Lüneburger Heide)の伝統的分蜂群捕獲法を試してみることにした。

7月10日:
09:11 分蜂群が巣門から溢れ出すと、すかさず巣箱前面をネットで覆いミツバチをネット内に誘導する。捕獲ネットはYouTubeで見た "Swarm Suck" を見よう見まねで自作してあった。


09:27 かなりの蜂をネット内に誘導したような気がしていたが . . .


09:37 近くのカラマツの高枝にできた蜂球を見ると、そちらの方がネット内の蜂数より多そうだ。
カラマツ蜂球は直ぐにきれいに整頓したが、ネット群はいつまでもワイワイと騒いでいる。その様子から察するとカラマツ群が本命で女王蜂はそこに合流しているようだ。

ほどなくしてカラマツ群は蜂球を解き、西南方向へ松の木を超えて西南方向に飛び立った。
ネットに幽閉された分蜂群はこの後どのように振る舞うのか?. . . (続く)