米国Cornell Universityの生物学教授Thomas D. Seeleyは、山荘のテーブルの隅に置きっ放しになっている「Honeybee Democracy」の著者。春の分蜂待機の時間を利用して読もうと手に入れた本だが、270ページの分厚さをつい敬遠し、パラパラと眺めた程度でこれまでツン読状態になっていた。
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- 分蜂では、まず偵察蜂が事前に新居の候補物件を探し回り、
- 分蜂日当日、偵察蜂達は複数の候補物件を比較評価し合い、
- 多数決で意見がまとまると、
- 分蜂群は蜂球を解いていっせいにそこへ向けて移動する、
研究者は一体どんな方法で検証しているのだろうか?それは素人の自分の目でも確認できるだろうか?そんな疑問と願望をずっと持っていたが、「Honeybee Democracy」という本がそんな疑問に答えてくれそうだということを知り、早速アマゾン経由で購入した。
講演会で久しぶりに左脳を刺激されたこともあり、梅雨の雨の日を利用して一気に読破しようと、再決心して帰宅したのだが、夜のTVニュースで関東甲信越の梅雨明け宣言。“一気に"とはいきそうにないが、ともかく1ページ目から丁寧に精読してみよう。
メモ: - Honeybee Democracyの研究内容に関するDr.Seeleyの講義風景が、Cornell Association of Professor's Emeriti (CAPE)としてYouTubeにアップされている。 - 上イラストは、NPRのTerms of Useの条件に従いNPR websiteから借用したものです。