2014/09/16

サンショウバラの果実酒


今年初めて花をつけたサンショウバラのローズヒップ、ハマナスやノイバラのように真っ赤に熟すだろうと待っていたがどうもそうではないようだ。ここ数日、果実が緑色のまま落ち始めた。これで完熟らしい。

ネットで調べてみると、「果実酒として利用できる」と書かれてはいるが造り方についての具体的の情報は見つからない。イー・薬草・ドット・コムにも薬用植物としてリストアップはされているものの、薬効や調剤方法などについての記述はない。食材や薬材としてはそう一般的ではないのだろう。

ということで、とりあえず梅酒造りのレシピをまねて、「果実 200g + 氷砂糖 100g + 35°ホワイトリカー 300cc」の割合で仕込んでみた。

それにしてもサンショウバラの果実の刺は、栗のイガなど比べものにならないほど鋭くて痛い。動物の毛にからまって遠くへ運んでもらおうとするような構造でもないし、地上に落下した果実をネズミやリスがかじって、糞と一緒に種子をあちこちにばら撒いてもらうことさえ拒否しているように見える。なんのためにここまで頑なに身(=実)を守っているのか、その理由が知りたくなる。

追記:14/9/17
果実全員が肩まで浸かっていないのでホワイトリカー200ccを追加。