東京オーヴ京王閣で開催されている東京蚤の市へ。初日の昨日から続いた雨が昼前にやっと上がったせいもあってか午後はかなりの人出だった。
見慣れたものが多い中で東京蚤の市初お目見え品は、アンティークショップKUMUTOの店先に並べられていたビー・スケップ。この春自分が購入したのと同様バルカン半島から来た蔓細工のヨーロッパ伝統の蜜蜂篭だ。
欧米では以前からレトロなインテリアグッズとしてビンテージ蜜蜂篭のファンがいた。最近では養蜂の実用用具として使いたい、という新しい需要もあるようだ。"サステイナブル・ビーキーピング"の潮流が、伝統的な巣箱で蜜蜂を飼育したいという趣味の養蜂家を増やしているようだ。だから、蔓(あるいは藁)細工のビンテージものスケップは "レアもの" として eBayなどで結構な値段で売られている。
そんなビースケップも日本での知名度はいま一のようで、今日も壁際に置かれた展示品に足と止める人はほとんどいなかった。まだ在庫があるようなのでご興味のある稀有な方がいらっしゃればぜひアンティークショップKUMUTOまで。