ヤフオクで手に入れた羽釜、金タワシで赤錆を落とし、クレンザーで磨き込み、空焚きで適度に熱くしたところに食用油をタップリ染み込ませて油慣らしをした。
カマドには耐熱塗料をスプレーして錆の進行を押さえ、廃棄予定だった使い古しの煙突を取り付けた。
このサイズの羽釜は新品を買おうとすると30万円前後もするのでとても手が出せない。でも信州の農家の納屋で眠っていた味噌釜が、ちょっと手を加えただけで新品に負けないほどの立派な羽釜に蘇った。フライパンやダッチオーブンでもそうだが、鉄製品は使い込むほどに味が出てくるのがいい。