久しぶりに正月を南伊豆で過ごした。主目的は伊勢海老、金目鯛、生ワサビの伊豆グルメを味わうこと。かっては高足ガニもそうだったが、今では漁獲量が減り高嶺の花になってしまった。
ということで、今回のメイン食材は伊勢エビ。予約しておいた伊勢海老会席の夕食は、お造り、焼き、鍋、そして最後に海老汁雑炊と伊勢海老づくし。食後のテーブルには、骨の髄までしゃぶられた殻が山になった。
そして昼食は、金目船(金目鯛漁に使う漁船)の網元が開いている食堂で金目鯛の煮付けを食べた。刺身や焼き魚も悪くはないが、金目鯛はやはり煮つけが一番美味しい(と自分は思う)。
お土産は鮫皮おろし板と生ワサビ。
帰路、鮫皮おろしを手造りしている天城街道沿いの
浅田わさび店に立ち寄ったが、3.11以降東北地方からのコロザメ皮の供給が途絶えたため今は生産を中止しているとのことだった。
コロザメの皮は鮫皮の中でも最高級品とされている。止むを得ず道の駅天城越えの売店で、中国産鮫皮を使用した日本製鮫皮おろしを購入した。