2泊3日で黒部峡谷へ紅葉狩りに。
大地の隆起と急流の侵食で2500万年〜3000万年もの長い歳月をかけて作られたと言われる黒部峡谷のV字谷、想像していた以上に圧倒される景観だった。
そして、それ以上に圧倒されたのが事に当たった人々の"大きさ"。
人を拒み続けてきた峡谷を水力発電に利用しようという骨太の構想。
その構想
を実現するために、切り立った岩盤にへばりつくようにトロッコ電車を走らせる執念。
最近 "レガシー"という言葉をよく耳にするが、これこそがレガシーと感銘した。
宿泊した名剣温泉、断崖にへばりつくように建てられた温泉宿の単純硫黄泉の掛け流しの湯はまさに山奥の秘湯。